【DDT】TEAM NOAH潮崎豪が飯野雄貴との壮絶死闘を制すも、7・21両国でのKO-Dタッグ王座巡る争いが激化!

 DDTプロレスが7月10日、東京・新宿FACEで「Road to PETER PAN 2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2024」(7月21日、東京・両国国技館)で行われるKO-Dタッグ王座戦(王者組=遠藤哲哉&飯野雄貴vs挑戦者組=潮崎豪&小峠篤司)を巡る戦いが激しさを増した。

 第1試合開始前、同王座戦の公開調印式が実施された。TEAM NOAHの小峠は「両国大会は僕らのチームの強さを見せつけます。僕らがベルト奪取するところを見てください」、潮崎は「隣にいる元気のない遠藤選手、この2人から両国では小峠篤司とタッグのベルト獲りますので、皆さん期待してください」と意気込み。

 バーニングの遠藤は「小峠選手の生の言葉を今初めて聞きましたが、相変わらず意思を感じられない言葉でした。正直僕らは潮崎豪の首しか狙ってないんで。対戦相手が小峠篤司だろうが、ほかのTEAM NOAHの誰だろうが関係ありません。俺たちが防衛して、2人で声を合わせて、こう言います。(飯野が)“バーニング、イヤー!”」、飯野は「潮崎豪とシングルして、潮崎豪の豪腕と力強いチョップを吸収しまくって、両国ではその吸収したものを、潮崎豪にすべてぶつけたいと思います。そして自分らは両国で防衛したいと思います。イヤ~!」と力を込めた。

 この日のセミファイナルで、飯野と潮崎がシングルで前哨戦。開始早々、ショルダータックル合戦で飯野が潮崎がぶっ倒す。場外に転じると、飯野がチョップ、ボディスラムで攻め込む。リングに戻るも、潮崎が場外に出し、鉄柱攻撃。ステージ席でチョップの応酬。

 リングインすると、潮崎がケサ斬りチョップ、バックドロップ、フェースロック。飯野もブレーンバスター、バックフリップで応戦。再びチョップの打ち合いとなり、潮崎がローリング・ケサ斬りチョップ、フィッシャーマンズ・バスター。

 潮崎のラリアットをかわした飯野がスピア、バーニングエルボー。飯野のスピアを回避した潮崎は延髄ラリアット、ロープ越しのブレーンバスター。潮崎は左でのラリアットをカウント1で返されると、ゴーフラッシャーも決められず。ラリアットの2度の相打ちから、潮崎が豪腕ラリアットでトドメを刺した。

 試合後、セコンドの小峠が遠藤をヘッドバットでダウンさせると、「遠藤! オマエが俺の名前いっぱい出してくれるから、俺もだんだんオマエのことが気になってきた。両国大会当日は潮崎豪じゃなくて、俺がオマエの首取ってやる」と挑発。

 バックステージで潮崎が「飯野、熱いじゃないの。あれだけの熱さがあれば、こっちもタッグのベルト、獲りがいがある」、小峠が「潮崎豪だけじゃない。俺も」と発言すると、遠藤と飯野がなだれ込み、遠藤と小峠がエルボー合戦。飯野と潮崎は舌戦を繰り広げてヒートアップ。

 前哨戦はTEAM NOAHが制したが、4人の闘志にメラメラと火がつき、激しい王座戦になるのは必至の情勢だ。

【大会名】Road to PETER PAN 2024 TOUR in SHINJUKU
【日時】2024年7月10日(水)
【会場】東京・新宿FACE
【観衆】308人(満員)

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
大鷲透&●平田一喜 vs 大石真翔&彰人○
6分41秒 外道クラッチ

▼第二試合 30分一本勝負
○遠藤哲哉&納谷幸男&高鹿佑也 vs 秋山準&高尾蒼馬&中村圭吾●
10分10秒 ゆりかもめ

▼第三試合 髙木三四郎無期限休養ロード~スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
髙木三四郎&●夢虹 vs 男色ディーノ○&須見和馬
5分36秒 エビ固め
※ぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスター

▼第四試合 KANONデビュー5周年記念試合~スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○TAKAみちのく vs KANON●
10分12秒 ヘビーキラー2号

▼第五試合 スペシャル3WAYマッチ 30分一本勝負
○HARASHIMA vs 佐々木大輔● vs 高梨将弘
8分46秒 片エビ固め
※蒼魔刀

▼セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●飯野雄貴 vs 潮崎豪○
15分2秒 片エビ固め
※豪腕ラリアット

▼メインイベント The37KAMIINAvsSCHADENFREUDE International? 30分一本勝負
上野勇希&勝俣瞬馬&○To-y vs MAO&クリス・ブルックス&アントーニオ本多●
20分30秒 エビ固め
※フランケンシュタイナー

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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