【スターダム】平均年齢16.5歳の吏南&稲葉あずさがNEW BLOODタッグ王座戴冠!「うちらがスターダムもNEW BLOODも若手を盛り上げていく」
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女子プロレス団体スターダムが7月23日、東京・後楽園ホールで「STARDOM NIGHTER in KORAKUEN Jul.2」を開催。吏南(17歳)と稲葉あずさ(16歳=JTO)のフレッシュコンビが羽南&飯田沙耶の「wing★gori」を破り、NEW BLOODタッグ王座を奪取。平均年齢16.5歳の2人がベルトを持ったことで、同王座は新時代に突入した。
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吏南&あずさはNEW BLOODの6・21ニューピアホールで挑戦表明。今回NEW BLOODブランドではなく、スターダム本戦でタイトル戦が行われることになった。吏南は姉の羽南とバチバチにやり合い、あずさは得意の打撃で攻めていく。
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吏南は執ようなグラウンドでの卍固めで羽南を攻め込む。飯田のラリアットが誤爆してしまい、羽南が孤立。吏南がダイビング・ダブルニー、あずさが蹴りを叩き込み、最後は吏南がpink♡devilを羽南に決めて3カウントを奪い、王座は若手コンビに移動した。
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吏南は「言ったよな? 私はおまえからNEW BLOODのベルトもフューチャーの防衛記録も全部奪うって。今日で超えたと思ってないけど、今日は私の勝ちだ!」、あずさは「クソガキに負けて悔しいか? おまえらと熱い試合できて、ベルトも獲れてうれしいよ。でもおまえらはもうNEW BLOODには必要ねぇんだよ。うちらがスターダムもNEW BLOODも若手を盛り上げていく」とキッパリ。
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姉から直接フォールを奪取した吏南は現在フューチャー王座を9度防衛中。あと2回防衛に成功すれば、羽南が持つ最多防衛記録の10回を抜く。稲葉ともかの妹で、昨年3月にデビューしたあずさは高校に進学せず、プロレスに専念した結果、他団体で自身のキャリア初のベルトを巻いた。フレッシュコンビがベルトを巻いたことで、NEW BLOODタッグ王座は新たな時代に突入した。王座陥落の飯田が「クソガキ、そのベルト似合ってない。どんな感じで似合わせていくのか見させてもらう」とコメントしたが、まさに新王者組のお手並み拝見といえそうだ。
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また、鈴季すず、スターライト・キッド、星来芽依の新ユニットに、7・12大阪で元QQのAZMと天咲光由が合流を決断。この日、欠場中だった鈴季が復帰し、第1試合でキッド、AZMのトリオで本格始動。白川未奈、ジーナ、HANAKO(E neXus V)を下して、初陣を飾った。気になるユニット名は7・27&28札幌で発表するという。
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なお、「5★STAR GP 2024」への出場者決定トーナメント4試合が行われ、BLUE STARS Aブロックの決勝は天咲光由vsレディ・C(7・28札幌)に、RED STARS Aブロック決勝は月山和香vs水森由菜(7・27札幌)に決定した。
『STARDOM NIGHTER in KORAKUEN Jul.2』
2024年7月23日(火) 東京・後楽園ホール
▼NEW BLOODタッグ選手権試合
《王者組》●羽南&飯田沙耶
vs
《挑戦者組》○吏南&稲葉あずさ
14分30秒、pink♡devil→片エビ固め
※王者組が5度目の防衛に失敗。吏南&稲葉あずさ組が第3代NEW BLOOD王者に
<文:ミカエル・コバタ>
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