【新日本】激闘！TAKESHITAがジェフ・コブを破り、2連勝で勢いを加速「俺が最もグレートでアスリートなレスラーであると証明した」

新日本プロレスは7月23日 (火)、広島サンプラザホールにて『G1 CLIMAX 34』第３戦を開催した。

『G1 CLIMAX 34』
日時：2024年7月23日 (火) 17:00開場18:30開始
会場：広島・広島サンプラザホール
観衆：1,972人

7月23日、プロレス界における注目のBブロック公式戦が開催された。今回の試合はNJPW WORLD認定TV王者のジェフ・コブとKONOSUKE TAKESHITAの一騎打ち。ともに初戦を勝利で飾っている両選手が、さらなる白星を狙いリングに上がった。

コブは初戦で後藤洋央紀を、TAKESHITAは辻をそれぞれ破っており、両者ともにヘビー級ながらも軽快な動きを持ち味とする。試合開始のゴングが鳴ると、コブとTAKESHITAは激しいショルダータックルで火花を散らし、試合は一気に白熱した展開となった。

序盤、TAKESHITAはフロントキックからジャンピングラリアットを決めて優勢を奪うが、コブはその豪腕を活かしてTAKESHITAを大きく吹き飛ばし、ペースを握ろうと試みた。エプロンでの攻防ではTAKESHITAがエルボーを放ち、コブを場外へ追いやると、勢いそのままにノータッチ・トペ・コン・ヒーロを繰り出した。

試合はその後も激しい攻防が続き、TAKESHITAがコーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターを成功させる場面もあったが、コブもその驚異的な身体能力を活かし、ジャーマンスープレックスやアスレチックプレックスで反撃。両者の技が次々と炸裂し、観客を魅了した。

試合終盤、TAKESHITAは渾身のブルーサンダーからラリアットでコブを攻め立て、試合を決定づける流れに持ち込んだ。そして最後はレイジングファイヤーを炸裂させ、コブをマットに沈めた。

試合後、TAKESHITAはリング上で右腕を突き上げ、2連勝の喜びを全身で表現。これでBブロックでの勝ち点を伸ばし、次なる戦いへと自信を深めた。

＜試合結果＞

▼第4試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 34』Bブロック公式戦
ジェフ・コブ ×（1勝1敗＝2点）
vs
KONOSUKE TAKESHITA 〇（2勝＝4点）
10分28秒 レイジングファイヤー→片エビ固め

■試合後バックステージコメント（新日本プロレスHPより）

TAKESHITA「この3日間で……1日目辻陽太。俺が“新時代のトップに立っている”ということを証明した。そして2日目はDDTのリングに戻って、田中将斗をこの俺のエルボーで撃ち崩し、今この右ヒジは“世界を獲る右ヒジ”に。そうであることを証明した。そして今日、広島でジェフ・コブに勝って俺が最もグレートでアスリートなレスラーであると証明した。次は上村？　何を証明してやろうかな？　上村、オメ―が“誰にも負けねえ武器”それはなんだ？　試合で俺に教えてくれよ。それもすべて俺のモノにしてやる」
　

※インタビュースペースに現れたコブであったが、突如として成田が姿を現して、改良型プッシュアップバーで背後から羽交い絞め。

成田は「フハハハハハ！」と不気味に笑いつつ、ヤングライオン・永井に蹴りを入れながら、改良型プッシュアップバーでコブを殴打！

成田は「どけ、オラ！」と威嚇しながら去っていった。

※襲撃を受けたコブは、這いながらなんとか控室へ

＜写真提供：新日本プロレス＞