【新日本】上村優也がTAKESHITAとの激闘を制して『G1』開幕3連勝「誰に何て言われようと構わねえ。俺が最強になる」
新日本プロレスは7月25日(木)、香川・サンメッセ香川にて『G1 CLIMAX 34』第4戦を開催した。
『G1 CLIMAX 34』
日時:2024年7月25日 (木) 17:00開場18:30開始
会場:香川・サンメッセ香川
観衆:1,219人
メインイベント(第9試合)では『G1 CLIMAX 34』Bブロック公式戦が行われ、上村優也(2勝0敗)とKONOSUKE TAKESHITA(2勝0敗)が対戦。
新世代を代表する両選手の一戦に、会場は大いに盛り上がった。ここまで無敗の2連勝を続けていた上村は、新日本プロレスの誇りを胸に、TAKESHITA(DDT/AEW)との一戦に臨んだ。
試合開始のゴングが鳴ると、両者はじっくりとした立ち上がりを見せ、互いに力を試し合うようにリング中央でにらみ合った。その後のロックアップでは、TAKESHITAがチョップと見せかけてクリーンブレイクを見せるなど、緊張感のある攻防が続いた。上村はTAKESHITAの左腕を執拗に攻め立て、リバースインディアンデスロックやエルボードロップでダメージを蓄積させる。
中盤、TAKESHITAはリング外での攻撃で一時的に流れを変えるも、上村は冷静に対処。TAKESHITAの腕にさらなるダメージを与え続け、リングに戻ると猛攻を仕掛けた。激しい攻防の中、上村はその場の声援を受け、TAKESHITAに対して力強い逆水平チョップを浴びせ、場内を沸かせた。
試合の終盤、上村はTAKESHITAのエルボー攻撃をかわし、カウンターのフランケンシュタイナーで形勢を逆転。最後は、TAKESHITAをカンヌキスープレックスで見事に仕留めた。上村はこの勝利で開幕3連勝を果たし、新日本プロレスの意地を見せつけた。
試合後、上村は観客に向けて勝利を報告し、さらなる飛躍を誓った。この試合は、新世代のプロレスラーたちが次代の主役を目指して戦う姿を印象付けるものとなった。
<試合結果>
▼メインイベント(第9試合) 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 34』Bブロック公式戦
上村優也 〇(3勝=6点)
vs
KONOSUKE TAKESHITA ×(2勝1敗=4点)
23分11秒 カンヌキスープレックスホールド
■試合後バックステージコメント
上村「(※上を見上げたままフラフラとした足取りで)あー、頭、真っ白だ。言葉、出てこないけど、リング上でも言った通りだよ。俺はもっと、日本中、全国、今まで行ったことない、田舎?今治もそうだよ。俺、デビューしてから今治で1回も試合してない。他にも、北海道から沖縄まで、まだまだ行ってねえとこある。俺は、このプロレスの熱狂を、日本中に届ける。それがヒート・ストームだ。
あとはTAKESHITAさん、俺はアンタにアメリカで初めて会った日から、ずっと意識してんだよ。歳も同じぐらい、団体は違うけど、いつか絶対この人と闘う時が来るって思ってた。それがまさか、こんな早くに来るとは思ってなかったけど。
もちろんTAKESHITAさんだけじゃない、他の団体のヤツらも。だからこそ俺は、ストロングスタイルを貫いて、俺が守るんだ。また、TAKESHITAさん、いつか必ず、絶対、やりましょう。もっともっと、俺たち、TAKESHITAさん、アンタもだし、辻、ゲイブ、成田、海野、そしてその他の新日本の若手からベテランまで、俺たち、もっともっと上げていくぞ。
その中で、俺は最強になっていかなきゃいけねえんだ。まだまだ止まらねえ。『G1 CLIMAX』、始まったばかりだ。まずは俺が、誰に何て言われようと構わねえ。俺が最強になる。話はそれからだ。ありがとうございました!」
TAKESHITA「(※右ヒジを冷やしながら現れて、片ヒザをつくと)クソ……クソ……クソーッ! 上村優也、オメー、ゼッテー、決勝トーナメント上がって来い。俺も、オメーに借りを返すために、(※凄い形相で)なんとしてでも決勝トーナメント上がって、この『G1 CLIMAX』、俺のものにしてやる。(※帰り際に)クソーッ!」
<写真提供:新日本プロレス>
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