【2AW】最上九の故郷・山形(戶沢村)で3選手が災害ボランティア活動

千葉市を拠点とするプロレス団体2AWの選手たちが、7月末の豪雨で甚大な被害を受けた山形県最上郡戸沢村で、災害復旧ボランティア活動を行った。

活動に参加したのは、戸沢村出身のプロレスラー最上九(32歳)をはじめ、吉田綾斗(31歳)、花見達也(27歳)の3選手と事務局スタッフ1名。

2AWを運営する有限会社オンリーアドバンス(千葉市中央区)は、8月8日に選手たちを現地へ派遣し、被災地での復旧作業に協力した。

戸沢村は2024年7月25日に発生した記録的な大雨により、最上川の氾濫や土砂崩れで大規模な被害を受けた。村内の家屋やインフラは甚大な損害を被り、多くの住民が避難を余儀なくされた。

戸沢村出身である最上九にとって、この災害は特に心を痛める出来事であり、団体としても、過去に同村で大会を開催したことから深い縁があったため、支援活動を決定した。

2AWは、戸沢村への支援活動の一環として、8月4日から本拠地である千葉・2AWスクエアで災害復旧募金を開始。さらに、選手らによるボランティア派遣を計画し、実現に至った。

8月8日未明、選手たちは千葉を出発し、早朝に戸沢村に到着。戸沢村災害ボランティアセンターで受付を済ませた後、最上川の氾濫で特に大きな被害を受けた蔵岡地区に向かった。

現地での活動を終えた最上九は「村内でも特に大きな被害を受けた地区でのボランティア活動でしたが、水害から日数が経った状態でも復旧まではもう少し時間がかかるのかなと思いました。1日も早い復旧を願うと共に、ボランティア活動をしてくださっている皆様、募金等でご協力してくださった皆様に深く御礼を申し上げます」とコメント。

選手たちの行動は、故郷を思う気持ちとプロレス団体としての社会貢献の一端を示すものとなった。

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