【東京女子】インター王者のSKE48荒井優希が“おヒザ元”の9・8名古屋で遠藤有栖を迎撃へ!「成長したかっこいい姿を見せたい」

 東京女子プロレスが8月25日、東京・後楽園ホールで「東京プリンセスカップ」を開催。名古屋・栄を拠点とする人気アイドルグループSKE48のメンバーで、インターナショナル・プリンセス(IP)王者の荒井優希(SKE48)が“おヒザ元”となる、9月8日の名古屋国際会議場イベントホール大会で、遠藤有栖の挑戦を受けることが決まった。

 シングルトーナメント「第11回東京プリンセスカップ」では準決勝で散った荒井はこの日、渡辺未詩、鈴芽、遠藤と組み、上福ゆき&上原わかな&凍雅&キラ・サマーと対戦。試合は15分超えの熱戦となったが、遠藤が什の掟を決めて、上原から勝利した。

 マイクを持った遠藤は退場しようとしていた荒井を呼び戻すと、「(全員)ベルト持ってるなかで、私が獲ったよ。ちょっと欲張りになる。9月14日、会津凱旋がある。そこにそのベルトと、この(タッグの)ベルト、持ち帰りたい。だからその前の名古屋で、そのベルトに挑戦したいです」とアピール。

 荒井は「もちろん。私も有栖ちゃんとタイトルマッチでシングルがしたいとずっと思ってたから。名古屋では絶対負けないから」と快諾。遠藤は「私だって負けない。絶対勝つから。荒井優希の防衛ロードを私が止めます」と言い返した。

 バックステージで荒井は「有栖ちゃんはデビュー戦のときに闘った相手で、キャリア、年齢が近いこともあって、すごい意識する存在だった。シングルがまたできることも、タイトルマッチができるのもうれしい。最近タッグのタイトルマッチでも負けてるんで、このベルトは絶対に譲らない。名古屋は第二の故郷でもあるので、成長したかっこいい姿を見せたい。絶対負けません!」と必勝宣言。

 対する遠藤は「今まで1回も荒井優希に勝ったことなくて。負けてばかりで悔しい。(今日は)最後私が勝って、荒井優希に挑戦しようと決めてた。この前、水波(綾)さんとトーナメント(準決勝で)やってて、それを見て絶対挑戦するって決めた。私は名古屋で絶対に荒井優希に勝って、このベルトと荒井優希の持ってるベルト、会津に持ち帰ります」と力を込めた。

 また、3月いっぱいでガンバレ☆プロレスを退団した長谷川美子(フリー)が9月より、レギュラー参戦することが決まった。長谷川は「このプロレスの世界で、あといくつ自分のやりたいことを実現できるかと思ったとき、一番強く思ったのは東京女子の選手全員と戦いたいという思いでした。9月からよろしくお願いします!」とあいさつ。さらに「戦うからにはこの団体のトップを目指します」と意欲を見せた。

【大会名】東京プリンセスカップ
【日時】2024年8月25日(日)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】604人

▼第一試合 15分一本勝負
○大久保琉那 vs 七瀬千花●
4分41秒 Jelly Poison

▼第二試合 15分一本勝負
○原宿ぽむ vs 鈴木志乃●
4分28秒 片エビ固め
※ぽむ・ど・じゃすてぃす

▼第三試合 20分一本勝負
○瑞希&風城ハル vs 駿河メイ&高見汐珠●
8分49秒 キューティースペシャル

▼第四試合 15分一本勝負
○中島翔子 vs 長谷川美子●
10分30秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド

▼第五試合 20分一本勝負
辰巳リカ&●鳥喰かや vs ザラ・ザッカー○&宮本もか
12分28秒 片エビ固め
※コントロールZ

▼セミファイナル 20分一本勝負
渡辺未詩&荒井優希&鈴芽&○遠藤有栖 vs 上福ゆき&上原わかな●&凍雅&キラ・サマー
16分26秒 片エビ固め
※什の掟

▼メインイベント 第11回東京プリンセスカップ決勝戦 時間無制限一本勝負
○水波綾 vs 愛野ユキ●
13分47秒 片エビ固め
※HOT LIMIT。水波が東京プリンセスカップ初優勝。

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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