【TAKAYAMANIA】里村明衣子、シン・髙山善廣に勝利で激励「いつまでもお待ちしています」
里村明衣子が9月3日、東京・後楽園ホールで開催された『TAKAYAMANIA EMPIRE 3』に出場した。
これは頸髄完全損傷からの回復を目指す高山善廣を支援する大会で、約5年ぶりの開催となった。
里村は、高山の象徴的なムーブを模倣するシン・広田さくら改めシン・髙山善廣とのシングルマッチで、強烈な勝利を収めた。
シン・髙山善廣として登場した広田は、高山の入場曲とともに40センチの厚底ブーツを履いてリングに現れた。
広田は髙山の動きを忠実に再現し、トップロープをまたぐ場面やエルボーの連打で里村を翻弄した。
しかし、里村は冷静に反撃の機会を窺い、広田の片足のブーツを脱がせることに成功。
直後に強烈な串刺しエルボーを繰り出し、続けてスコーピオ・ライジングを決めて勝利を収めた。
試合後、里村は笑顔で「この大会に出場するのはこれが最後になると思います。シン・髙山選手との試合ができて光栄でした」とコメントを残した。
里村は過去にタッグマッチで髙山と対戦した経験があり、その際に受けたビッグブーツの衝撃を忘れられないと語った。
「今もあのビッグブーツの感覚は覚えている。シン・髙山選手の動きは本当に髙山さんが乗り移っているようだった」と、その再現力を称賛した。
里村はまた、試合後のインタビューで、現在リハビリを続ける髙山に向けて激励の言葉として「全国民が髙山さんを待っています。少しずつ回復されているのがSNSを通じてわかるので、私もいつまでもお待ちしています」と、温かいメッセージを送った。
また、シン・髙山善廣は「こういうキャラをしているととんでもないオファーをもらうことがあるんですよ。そのときに私は思うんです。みんな味方になってくれるか、みんな敵になるか、一か八かしかないんですよね。でも皆さんのプロレス愛を信じて今日リングに上がりました」と心境を明かした。
そして「見てください、私の身長の半分もあるであろう、これをちゃんと履いて本当に髙山さんと同じ身長になるんです。3日ぐらい前に自宅に届いてこれを作りまして。毎日毎日足上げのトレーニングをやりました。これでトップロープをまたぐんだと。全ては髙山さんへの愛と、変わらずプロレスを応援してくれる皆さんのために足上げの練習をしたということを皆さんにお伝えしたいです」と語り、そして対戦の里村について「相手は引退を発表して間もない里村さん。4月に引退ですが、実際もう何回あたれるか、もうあたれるかどうかもわかりませんので、これが最後になるんじゃないかなという気持ちでもありました。引退を発表して、日本の女子レスラーで私が一番最初に里村さんとシングルであたれたという。足上げたときのお客様の大歓声、髙山さんに届いたんだと思います。ありがとうございました」と満足した表情を見せていた。
里村のプロレスに対する真摯な姿勢と、シン・髙山善廣として登場したシン・広田さくら、両者の髙山へのリスペクトは、この日もリング上で色濃く表れていた。
里村は引退までのカウントダウンを「女子プロ界の横綱」としての誇りを持ち、最後まで闘い続ける。
『TAKAYAMANIA EMPIRE 3』
日時:2024年9月3日(火)開場:17:30 開演:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1,701人
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