【スターダム】9・14大阪でワールド王座戦に臨む中野たむと舞華がバチバチに火花!9・13名古屋では最後の前哨戦が追加決定
女子プロレス団体スターダムが9月8日、東京・後楽園ホールで「STARDOM in KORAKUEN 2024 Sep.」を開催。14日、エディオンアリーナ大阪第1競技場でワールド・オブ・スターダム王座戦に臨む、王者・中野たむと挑戦者・舞華が前哨戦でバチバチに火花を散らした。
中野は昨年4月に同王座を戴冠したが、左ヒザの負傷のため、同年11月に王座を返上。同年12月に空位の同王座決定戦を制したのが舞華だったが、7・28札幌で刀羅ナツコに敗れて王座陥落。その刀羅から中野が8・31調布で王座を奪い、返り咲きを果たした。舞華は先の「5★STAR GP」を制して、中野に挑戦を表明した。
©STARDOM
この日、中野はなつぽい、水森由菜と組み、舞華、月山和香、HANAKO組と対戦。中野と舞華は激しく互いを意識。壮絶なエルボー合戦を繰り広げると、舞華がパワースラム、中野がジャーマン。舞華がラリアット、中野は蹴りの連打も、舞華のラリアットで両者ダウンし、しばし起き上がれず。
舞華がラリアットで水森を吹っ飛ばすと、月山とHANAKOが合体技。HANAKOがJPコースターから、米国修行で身につけた新技「白鷺(スタンディング式三角絞め)」を繰り出して、水森からギブアップを奪った。
試合後、舞華は「全敗チャンピオンの中野たむ。去年、ケガしてリタイアして、5★STAR全敗。まだ呪いがかかってるんじゃないの? その呪いもベルトも、14日大阪で私が全部奪い獲ってやるよ」と通告。中野は「呪いがかかってるのはあんたじゃないの? チャンピオンを倒してない。ずっと(仮)のチャンピオンだったよね? 大阪で正真正銘のスターダムのトップは誰なのか、決着つけましょう」と言い返す。
すると、舞華は「これ最後の前哨戦なんだよ。まだ物足りないでしょ。13日、名古屋でのNEW BLOOD、そこで本当に最後の前哨戦やってくれるよね?」と提案。これを中野も受け入れ、名古屋大会での中野&玖麗さやかvs舞華&梨杏が決定した。
バックステージで中野は「5★STAR全敗チャンピオンって言われたけど、その先に赤いベルト取り戻した。今の気持ちを持ってれば強くなる。ベルト獲り返して、たむロードで戦わなきゃいけないヤツいっぱいいる。去年タイトルマッチやり損ねたヤツ、試合途中でダメになったヤツ、負けたヤツに復しゅう。全部回収していく」と意気込んだ。
舞華は「最後の前哨戦。しっかり勝って、中野たむの呪いとか、赤いベルトもしっかり奪い去りたいと思います」と力を込めた。
『STARDOM in KORAKUEN 2024 Sep.』
日時:2024年9月8日(日)開場 10:45AM
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,022人
<試合結果>
▼ハイスピード選手権
《王者》△星来芽依(15分時間切れ引き分け)《挑戦者》△ジーナ
※星来芽依が初防衛に成功
▼6人タッグマッチ
舞華&月山和香&○HANAKO(15分40分、白鷺)中野たむ&なつぽい&●水森由菜
※HANAKOがアメリカ修行で身につけた新技「白鷺(スタンディング式三角絞め)」を披露して勝利。
▼ワンダー・オブ・スターダム挑戦者決定戦3WAYバトル
○葉月(12分54秒、葉・月ストラル)●羽南
※もう一人はテクラ
▼タッグマッチ
○さくらあや&玖麗さやか(7分26秒、スクールボーイ)琉悪夏&●吏南
<写真/文:ミカエル・コバタ>
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