【ノア】9.14後楽園ホール大会で「動画撮影を許可」テストケース実施へ
プロレスリング・ノアは、9月14日(土)に後楽園ホールで開催される大会において、特別に「大会中の動画撮影」を許可することを発表した。これにより、ファンは試合の模様をスマートフォンや携帯電話で撮影し、SNSなどで共有することが可能になる。ただし、これはあくまでもテストケースとしての実施であり、9月14日以外の大会では従来通り動画撮影は禁止される。
同団体は、ファンに対して大会をより楽しんでもらうための試みである一方、撮影と投稿に関するルールを厳守するよう求めている。
▼動画撮影のルール(2024年9月9日規定)
撮影はスマートフォンや携帯電話に限られ、ムービーカメラ、デジカメ、タブレットなどでの撮影は禁止。
撮影した動画のSNS(X, Instagram, TikTok, Facebook)へのアップロードは可能だが、公開する動画は1分以内に限る。また、入退場時や試合中に音楽が流れている場面に関しては、特定選手のテーマ曲を含む動画の公開は禁止されている。
YouTubeへの動画投稿は一切禁止。
自分の席を離れての撮影、会場内での歩きながらの撮影は禁止。また、目の高さ以上での撮影や自撮り棒、固定機器を使用した撮影も禁止されている。
他の観客を意図的に撮影することは迷惑行為とみなされ、これも禁止事項に含まれる。
撮影やSNS投稿に伴うトラブルについて、ノア側は一切責任を負わない。
スタッフの指示には必ず従い、営利目的での撮影やその利用は固く禁止されている。
特に、音楽が使用される場面での投稿については注意が必要だ。例えば、選手ダガの入場テーマ曲が使用されるシーンに関しては、SNSへの投稿が制限されている。
今回の取り組みは、ファンに試合の臨場感を共有する新たな楽しみ方を提案するものである一方、ノア側もファンにルールの厳守を求めている。