【大阪プロレス】「天王山2024」開幕戦：佐野蒼嵐、ゼウス、タイガースマスクらが2回戦進出。TORUが因縁のHUBに勝利

大阪プロレスが主催する『天王山2024～誰が一番強いねんトーナメント～開幕戦』が2024年9月8日（日）、大阪・アゼリア大正ホールで開催され、観客300名の超満員札止めの中、激闘の幕が開けた。

『天王山2024～誰が一番強いねんトーナメント～開幕戦』
日時：2024.9.8.(日)
会場：大阪・アゼリア大正ホール
観衆：300名(超満員札止め)

▼天王山一回戦：佐野蒼嵐がクワイエット・ストームを撃破

大会の初戦で、前王者クワイエット・ストームと新鋭の佐野蒼嵐が激突。試合開始前にストームはローグ軍の盟友浅川と共に入場したが、意外にもクリーンファイトを選択。佐野は序盤から積極的に攻め込み、ストームも正攻法で応戦するも、試合は一進一退の攻防が続いた。途中、浅川の介入があったものの、ストームが拒否してクリーンファイトを貫いた。しかし、浅川が場外で佐野と接触した隙を突いた佐野のスピアーが決まり、試合終了。佐野が2回戦進出を果たした。

▼3WAYマッチ：浅川紫悠が急所撃ちからスクールボーイで勝利

続く3WAYマッチでは、気合十分の入江茂弘が暴れ回る中、浅川紫悠が試合を制する展開に。浅川はレフリーの目を盗んで急所撃ちを決め、その後スクールボーイで勝利を収めた。入江の勢いに対抗しつつ、浅川が巧みに勝機を掴んだ。

▼天王山一回戦：ゼウスが大坂丈一郎に勝利

また、ゼウスと大坂丈一郎が天王山一回戦で激突。丈一郎がジョンウーの奇襲から攻撃を仕掛けるも、ゼウスは激しい反撃を展開。最終的にはゼウスの必殺技、ジャックハマーで丈一郎を撃破し、2回戦進出を決めた。

▼天王山一回戦：タイガースマスクが菊池悠斗にリングアウト勝ち

タイガースマスクと菊池悠斗の一戦は、菊池の卑劣な行為により序盤からタイガースが苦しむ展開。菊池はタイガースを椅子で滅多打ちにするなどし、場外での攻撃を繰り返した。タイガースは観客の応援を受けて反撃し、最後は椅子山に投げっぱなしジャーマンで菊池に大ダメージを与え、辛くもリングアウト勝ちを収めた。

▼6人タッグマッチ：くいしんぼう仮面が勝利を飾る

6人タッグマッチでは、ツバサ、松房龍哉、えべっさんがビリーケン・キッド、くいしんぼう仮面、タコヤキーダーと対戦。試合は華やかで楽しい展開となり、ビリーの必殺技で締めくくられた。

▼天王山一回戦：TORUがHUBに勝利

メインイベントでは、TORUとHUBが因縁の対決。試合はTORUの反則攻撃から始まり、HUBはアンクル狙いで応戦。エルボー合戦が繰り広げられる中、TORUが垂直落下式ブレーンバスターで勝利を収め、2回戦進出を決めた。試合後、TORUは深々と礼をし、HUBへの感謝を表明。2回戦でもクリーンファイトで戦うことを誓った。

この日の試合は激闘の連続であり、今後のトーナメント戦の展開に期待が高まる結果となった。