【新日本】HENAREが高橋ヒロムを撃破しNEVER無差別初防衛!鷹木信悟が神戸で挑戦表明「こんな試合を観たら、黙っていられねえよ!」

新日本プロレスは9月9日 (月)、東京・後楽園ホールにて『Road to DESTRUCTION』第3戦を開催した。

『Road to DESTRUCTION』
日時:2024年9月9日 (月) 17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,190人

メインイベントにはNEVER無差別級王者HENAREと、高橋ヒロムが初防衛戦で激突した。

ヒロムは、内藤哲也との戦いを経て、自身もシングル王座戦線へと進出を狙う。ヒロムは8月18日の両国大会で、HENAREから直接ピンフォールを奪い、その後の王座挑戦を明確にしていた。

そして、この日もヒロムは、ジュニアらしい俊敏な動きで王者を追い詰めた。

HENAREは、リングに上がるとその無差別級のベルトを掲げ、挑発的な姿勢を見せた。試合開始から両者は激しい肉弾戦を展開。

HENAREの力強い攻撃に対し、ヒロムは素早い反撃を見せ、幾度となく試合の流れを引き寄せようとしたが、NEVER王者の圧倒的なパワーには一筋縄ではいかなかった。

ヒロムが放つチョップの連打、エプロンからのミサイルキックといった巧妙な技も、HENAREのラリアットやキックに封じ込められる。

しかし、ヒロムもまた意地を見せ、HENAREの攻撃を耐え忍び、カウンターの名も無きヒロムロールで勝機を狙う。

しかし最終的に、HENAREは執念の一撃「Streets of Rage」でヒロムを沈め、初防衛を果たした。

試合後、放送席にいた鷹木信悟がHENAREと視線を交わし、「こんな試合を観たら、黙っていられねえよ!」と次なる挑戦を宣言。

神戸の地で、鷹木とHENAREの次なる熱闘が待ち受ける。

<試合結果>

▼メインイベント(第8試合) 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合
<第45代チャンピオン>
HENARE 〇
vs
<チャレンジャー>
高橋ヒロム ×
25分02秒 Streets of Rage→片エビ固め
※HENAREが初防衛に成功

 

■試合後バックステージコメント

HENARE「(※マオリ語で話してから英語で)おめでとうございます。ニュージーランド、アオテアロア(※マオリ語でニュージーランドを意味する言葉)の新女王となったナ・ワイ・ホノ・イ・テ・ポ・パキに敬意を表します。ヒロムめ……これほどまでに素速い選手と闘ったのは人生初だ。速すぎて捕まえられないほどだった。おかげでミスをして頭から投げつけられた。すでに痛めていた首だったが、凄まじいダメージを食らった。ガァーッ! あの技で他のヤツらを破壊してきたのを見てきたからな。幸い、112kgの体重があったおかげでなんとかなった。ヒロム、お前は体は小さいが大きな魂がある。お前を蹴り飛ばした。これほど強く誰かを蹴り飛ばしたことはない。確か20回以上も。でもお前はもっと、もっとと受け続けた。(※日本語で)モット、モット、(※英語に戻して)と言い続けた。俺はこの王座(※NEVER無差別級王座)のためにこれまで闘い続けた。そしてこの王座こそ、俺に王者の意味を、王者のあるべき姿を、何が必要かを教えてくれた。ここコーラクエンホールでも、俺は何度も何度も負け続ける様を見せてきた。それでも諦めずに闘い続けた。それこそが、このNEVER王座の意味だ。俺こそがNEVER王座の象徴。タカギ……ドラゴンのホーム、コーベでの再戦を求めるのか? この『DESTRUCTION』ツアーの最後9月29日に、闘いたいのか!? いいさ、俺が母国へ帰る前に、お前のホームで、お前のマナを見せてみろ!」

ヒロム「(※内藤に肩を担がれ、控室に向かいながら)HENARE、お前のマナ、受け取った……」

鷹木「(※腰に手を当てて何度も首をひねり、考え込んでいる様子で)HENAREも、ヒロムも、凄過ぎるよ。凄過ぎる。いや、NEVERが凄過ぎるんだ。ディフェンディングチャンピオンとか関係ねえよ。あんな試合見たらオイ、黙ってられるかよ。(※しばし考えて)俺の、DESTRUCTIONは、始まってねえんだ。HENARE! 9・29神戸で! もう一度勝負だ」

<写真提供:新日本プロレス>

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