“王者”MI☆YU☆KI(高瀬みゆき)「OSW女子部の時代を切り開く」 覆面世界一選手権で“エース”ビリーケン・キッドとの頂上決戦へ
9月16日(月祝)に横浜ラジアントホールで開催される『OSW旗揚げ5周年記念』に向けて覆面世界一王者のMI☆YU☆KI(高瀬みゆき)が大会PRでプロレスTODAY編集部に来社。
OSWのエースであるビリーケン・キッドを挑戦者に迎え防衛戦を行うが、その意気込みや挑戦者の印象、OSW女子部としての活動、OSWの魅力や今後やっていきたいことなどを語ってもらった。
『OSW旗上げ5周年記念大会』
日時:2024年9月16日(月/祝)開場11:30 開始12:00
会場:横浜ラジアントホール
①覆面世界一選手権への意気込み
▼覆面世界一選手権試合
<第11代王者>MI☆YU☆KI(高瀬みゆき)
vs
<挑戦者>ビリーケン・キッド
※第11代王者5度目の防衛戦
――9月16日に迫った横浜ラジアントホール大会では覆面世界一選手権試合が行われ、王者としてOSWのエースであるビリーケン・キッド選手の挑戦を受けます、まずは意気込みをお聞かせください。
OSWの頂点といえば、ビリーさんだと思うんですよ。そのビリーさんに勝つことで初めてというか、ようやくみんなが認めるOSW女子部の時代が本当に来ると思ってますので、これは負けられない戦いになると思います。
②ビリーケン・キッド選手の印象
――ビリーケン・キッド選手の印象は?
硬派、真面目、ムキムキ、歯が白いっていうイメージです。あとすごい優しいなと。ジョッカー軍がOSWをめちゃくちゃにしてて悪者だと思ってたんですよ。なので、ジョッカー軍を成敗するつもりでベルトを巻いたんですけど、気づいたら女子対男子みたいになっていて。でも私の中ではジョッカー軍が悪者軍団だったんですよ。だから平和を守るって言い続けてたら、ビリーさんがこの間、「いや、彼らは悪いヤツじゃないんだと、ちょっと愉快なだけなんだ」と言ってたので優しい方だなと思いました。愉快なだけだったんだって(笑)
――それは心が広い解釈の仕方ですね(笑)5周年の大会でエースと王者が頂上決戦を迎えるという形になりますが、王者としてプレッシャーは?
プレッシャーよりも楽しみの方が多いです。ビリーさんと戦うのは、多分OSWさんで1回か2回あったかなぐらいなんですよ。なので、シングルで当たるのは本当に初めてですし、しかもOSWのマットですし、だからどんな戦いができるんだろうと思ってすごい楽しみにしています。
――OSWではマスクをかぶったMI☆YU☆KI選手になりますが、マスクマンの方がOSWスタイルにより合わせやすい感じですか?
このマスクがOSWのベルトを取るために作られたマスクなので、マスクにはOSWの栄養素がたくさん詰まってるんですよ。なのであれをかぶる瞬間、私の全身がOSWのエネルギーに満ち溢れます。
――普段の高瀬選手も人に笑顔と元気を届けるパワーが満ち溢れてる方なんですが、MI☆YU☆KI選手に変身するとそっちのスイッチもより入りやすくなるのですか?
やはりOSWのモットーとしている、プロレスで笑顔と元気を届けるというものをいかんなく発揮できる体になる気がしてます。
――マスクマンになって気持ちの切り替わりとか、何かが変わる事はありますか?
やっぱプロレスラーと言えば、マスクマンっていうイメージがあるので、そのマスクマンになってるんだ今っていう、ちょっと興奮はあります。
――マスクマン願望は昔から多少あったのですか?
そもそもは全然なかったんですよ。マスクマンと言えば飛んで跳ねて、もう超人みたいな。私は地に足ついて、猪突猛進な感じのスタイルだったので、あのスーパーマンの方々とは別と思っていまして、あんまりその自分がマスクマンに寄るっていう意識がなかったんですけど。私のお世話になった師匠がLeonさん(PURE‐J女子プロレス)でマスクマンなので、やはりそういう意味ではマスクをかぶるには、Leonさんのようにスピーディーで素早くかっこよくいないとっていう意識はちょっとかぶるときにあります。
――マスクのこだわりはあったのですか?
私のキャッチコピーが”不死鳥”、何度倒されても立ち上がるその姿でみんなに元気を与える、勇気を与えるっていうのが自分のプロレスのモットーというか軸にしているものなので、その不死鳥をテーマにマスクを作りたいと思って、デザインをイチからしてもらって作り上げたものです。
――実際できたものをかぶったときってどんな感じでした。
いや~感動でしたね。自分でかぶりながらもなんか別人に見えるのが面白いなって思いました。
――やっぱりこのマスクをかぶると力が湧いてくるみたいな感じでしょうか。
はい、そうですね。かぶると違うと思います。
――ビリー選手とのマスクマン対決は非常に楽しみですね。
③3月にはOSW女子部興行をプロデュース
――そして、3月にはOSW女子部の興行をプロデュースされた実績もありますが、今後OSW女子部門っていうのをどんなふうにしていきたいとかはありますか?
OSWはおっさんスタイルって言われたこともあるぐらい、ちょっとむさ苦しいじゃないですか。なのでプロレスで笑顔と元気を与えるのはいいんですけど、でもむさ苦しいと、やっぱキツいと思うんですね。なので私達女子部がそこに潤いを、華やかさを与えて、もっとOSWのイメージアップをしていきたいと思います。
――女子部門がキラキラ輝いて、お客さんにそういう部分でも笑顔と元気を届けるのはイイですね。
なんなら女子部にもスーパーエースのコタミちゃん(鈴木鼓太郎)というニューフェイスが加入してパワーアップしてますので。
――参戦する皆さん、OSWに来ると今までの自分とはちょっと違う自分になれるっていうところはあるのかなと思いますが、その辺はどう感じてますか?
OSWにしかない空気感とか、あとOSWでしか当たれない選手たちがたくさんいるので。やっぱ他のリングとはみんな全然違う気持ちで来てると思います。
――試合している選手が楽しいと、お客さんにも伝わるんじゃないかなと思うんですけど、OSWのお客さんは温かさっていうのがすごくあるような感じがします。
すごい温かいと思います。なんか本当にキャラクターの方によってはもうコッテコテの大阪人でも今わからんよっていうようなコテコテの大阪のノリをやってたりするんですよ。大阪でやるならばわかるんですけど後ろで笑ってんの私1人みたいなのがあるんです(笑)でもお客さんはもう多分わかってるので笑ってたり微笑ましく見てくれたりするのでめっちゃいい空間だなって思いますね。
――選手が新たな扉を開けるには、OSWはもしかしたらとってもいい団体なのかもわかんないですね。
そうですね。すごい先輩方もいらっしゃるので全然相談もできます。