【YMZ】「ゴキゲンなかわさき☆90」佐藤光留が防衛成功<試合結果>
9月12日、川崎市のPOST DI AMISTADで開催されたYMZ「ゴキゲンなかわさき☆90」が、ゴキゲンな満員の観衆を前に熱戦を繰り広げた。
メインイベントでは、インディペンデント・ワールド・世界ジュニアヘビー級選手権が行われ、王者の佐藤光留が挑戦者の井上彪流を退け、7度目の防衛に成功した。
メインカードは60分1本勝負で行われ、試合は18分52秒に及んだ。佐藤は「松澤さんからメスの匂いがした」という理由でレフェリーストップによるTKO勝ちを収めた。
特異なルールの中での試合進行も注目され、途中でレフェリー交代が行われる場面も。
吉野恵悟から松澤さん、山下りな、そして十嶋くにおへとリレーされた。王者佐藤は、この複雑な状況を乗り越え、タイトルを守り抜いた。
▼その他の試合結果
第1試合は、「教誨師関口翔の部屋」と題された10分1本勝負。教誨師である関口翔が、謝罪ルールを加えた特別ルールで美蘭と対戦。試合は5分59秒に謝罪を引き出し、関口が勝利。
試合後、関口は「かわいくてごめんなさい」との謝罪メッセージを残し、ユニークな幕開けとなった。
第2試合のタッグマッチでは、真琴&中野貴人組が十嶋くにお&松澤さん組に勝利。12分17秒、真琴が松澤さんを回転十字固めで沈めた。
第3試合のシングルマッチでは、山下りながソイを相手に9分25秒の戦いを制し、ラリアットからの片エビ固めで勝利を収めた。
▼YMZトーナメントも開催
本大会では、ユニークなルールによるYMZトーナメントも実施。1回戦では「ケツパンチ対決」や「形態模写対決」などの特別ルールが設定され、試合は終始コミカルな展開に。
最終的に決勝戦では「プロレス技名しりとり対決」が行われ、井上彪流が米山香織を下し、優勝を果たした。
試合の勝敗だけでなく、ユニークな試合形式に観客も終始ゴキゲンな雰囲気に包まれた。
YMZらしい異色の大会となった今回の興行は、プロレスファンにとってもエンターテイメント性の高い内容であった。
「ゴキゲンなかわさき☆90」
9月12日(木)川崎・POST DI AMISTAD 19時
観衆:ゴキゲンな満員
1、教誨師関口翔の部屋 10分1本勝負
◯関口翔(5分59秒、謝罪)美蘭●
ルール=通常のプロレスルールに加え、謝罪したら負けの謝罪ルール
※かわいくてごめんなさい
教誨師(きょうかいし)とは受刑者に対しその非を悔い改めるよう教えさとす人
2、タッグマッチ 15分1本勝負
十嶋くにお&●松澤さん(12分17秒、回転十字固め)真琴◯&中野貴人
3、シングルマッチ 10分1本勝負
◯山下りな(9分25秒、片エビ固め)ソイ●
※ラリアット
4、インディペンデント・ワールド・世界ジュニアヘビ一級選手権試合 60分1本勝負
〈王者〉◯佐藤光留(18分52秒、松澤さんからメスの匂いがしたためTKO)井上彪流●〈挑戦者〉
※レフェリー=吉野恵悟→松澤さん→山下りな→十嶋くにお
※第38代王者7度目の防衛に成功
◎YMZトーナメント
1回戦①:ケツパンチ対決
◯関口翔(5秒)美蘭●
1回戦②:松澤さん形態模写対決「ピカチュウ」
◯真琴(1分4秒)十嶋くにお●、中野貴人●
1回戦③:けん玉もしかめ対決
◯山下りな(1分59秒、1-8)ソイ●
1回戦④:ちくび相撲対決
◯井上彪流 (18秒、2-0)佐藤光留●
決勝戦:プロレス技名しりとり対決
◯ 井上彪流(8分32秒)米山香織●
脱落順=松澤さん、山下りな、真琴、関口翔
優勝=井上彪流