【ノア】征矢学が執念のGHCナショナル王座奪取で感涙「NOAHに来て5年、ようやくGHCのベルト、自分の手にすることができた」
プロレスリング・ノアは9月14日(土)、東京・後楽園ホールにて『STAR NAVIGATION 2024』を開催した。
『STAR NAVIGATION 2024』
日程:2024年9月14日(土)開始18:30 開場17:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,391人
征矢学がついに悲願のGHCナショナル王座を手にした。
元UFCファイターであり現王者の佐々木憂流迦を破り、新王者としての栄光をつかんだ。
試合は佐々木のテクニックと征矢のパワーが正面からぶつかる激戦となった。
佐々木は鋭い蹴りと関節技で試合をリードしようとするが、征矢はその巨体を活かして反撃。
チョップや頭突き、ラリアートで佐々木に応戦し、勝利への強い意志を見せた。
終盤、征矢はスリーパーに捕まるものの、デスバレーボムで切り返し、最後はジャンピングDDTで決着をつけた。
試合時間は15分29秒。会場に響き渡る征矢コールが勝利を祝福した。
勝利後、征矢は歓喜の表情を浮かべながらマイクを手に取り「GHCナショナルのベルト、取ったぞ!」と絶叫。
「NOAHに来て5年、ようやくGHCのベルト、自分の手にすることができた。何度も挑戦して、タッグもシングルもナショナルも。そのたびに心折られて。でも!あきらめず、今こうしてここにベルトがある」と感極まり、涙をこぼした。
この勝利で征矢は、NOAH参戦以来初のシングルタイトルを獲得。幾度となく挑戦しながらも手の届かなかった栄光を、ついにその手にしたのである。
征矢は「情熱をNOAHに!情熱をー!熱い熱い情熱をリングに叩きつけるぞ!みとけ!」と決意を新たにし、次の挑戦者としてイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.を指名した。
ワグナーとは今年のN-1 VICTORYでの対戦が予定されていたが、途中で負傷欠場したため実現しなかった因縁の相手だ。
その後、ワグナーがリングに登場。
征矢の挑戦を受け、両者は握手を交わした。
征矢は「ワグナー、俺の逆指名、受けてくれてありがとう。熱い試合をしよう!」と情熱的に叫び、次の防衛戦への意気込みを強く示した。
征矢学にとって、この試合は長年の努力が実を結んだ大きな節目となった。
5年間、NOAHのリングで情熱を注ぎ続け、ようやく掴んだベルト。
その情熱をさらに高め、次の防衛戦で新たな挑戦を迎え撃つ覚悟は揺るぎない。
征矢の物語はまだ終わらない。
これからもその情熱をリングにぶつけ、さらなる高みを目指していくことだろう。
<試合結果>
▼セミファイナル
GHCナショナル選手権試合
<王者>
佐々木憂流迦 ×
vs
<挑戦者>
征矢学 〇
15分29秒 ジャンピングDDT → 片エビ固め
※第12第王者が初の防衛に失敗。征矢学が第13代王者となる。
■試合後コメント
征矢「NOAHに来て5年、ようやくGHCのベルト、自分の手にすることができた。何度も挑戦して、タッグもシングルもナショナルも。そのたびに心折られて。でも!あきらめず、今こうしてここにベルトがある。今日から!もうチャレンジャーじゃねえぞ。チャンピオンだ。チャンピオンらしく、このNOAHのリングに情熱を…情熱をNOAHに!情熱をNOAHに!情熱をー!熱い熱い情熱をリングに叩きつけるぞ!みとけ!」
憂流迦「ああ、史上最速でベルト獲った?笑っちゃうよ。プロレスの世界は甘くないよ、やっぱり。征矢学に挑まれ続けて…敗者に口なし。一言だけ言わせてください。赤いベルトは…赤いベルトは征矢学の情熱を選びました」
ワグナーJr.「征矢、おめでとう。お前は忘れたかもしれないが、俺はお前に勝ってるんだぞ。俺が赤いベルトのチャンピオンの時に俺が勝ってるんだ。今度はお前から俺をチャレンジャーとして指名するのか? いいぞ、やってやる。俺はアステカ戦士だ」
<写真提供:プロレスリング・ノア>
Pages 1 2