【新日本】地獄の底から戻って来た“怨念坊主”飯塚高史が野上アナウンサーを襲撃!『登別ランボー』は海野が優勝

新日本プロレスが9月14日、北海道・登別市総合体育館にて開催した『NJPW BATTLE LINE HOKKAIDO』にて、第2試合で「登別ランボー」が行われた。

この試合は、1分ごとに選手が登場するバトルロイヤル形式で行われ、最終的に勝者が登別温泉入浴券を手にする仕組みだ。

登別市議会議員の斗猛矢や北海道出身のユーマ24、飯塚高史などが参戦し、観客の注目を集めた。

試合はヤングライオンの村島克哉と嘉藤匠馬が序盤から激しくぶつかり合い、続々と選手がリングに上がる展開となった。

登別を拠点に活動する斗猛矢や、元IWGPジュニアヘビー級王者のタイガーマスクなど、経験豊富な選手たちが次々に登場。

ユーマ24も激しい攻防を繰り広げたが、アキラのトラースキックで場外に落とされ、無念の敗退を喫した。

後半には、天山広吉や飯塚高史、タイチなどのベテラン勢が登場し、会場は大いに盛り上がった。

飯塚がアイアンフィンガーフロムヘルを繰り出し、アキラを追い詰める場面では、解説席の野上アナウンサーも巻き込まれる騒動が発生。

野上アナは無謀にも飯塚との対話を試みるも、無残にも飯塚に襲撃されワイシャツをビリビリに引き裂かれる事態に。

観客席後方から登場した海野翔太は、斗猛矢や本間朋晃とエルボーの応酬を繰り広げ、会場の熱気は最高潮に達した。

最終的に、今年の『G1 CLIMAX』覇者であるザック・セイバーJr.と、SANADA、海野翔太の3人が残った。

激しい技の応酬が続く中、海野がザックをエプロン際に追い詰め、最終的に場外に落とすことに成功し、見事に勝利を収めた。

試合後、海野には入浴券が贈呈され、地元ファンからは大歓声が送られた。

海野はバックステージで「プロレスの力が必要な場所にはどこへでも行く」と力強く語り、ザックに対しても「勝ちは勝ちだ」と宣言。この勝利を足がかりに、さらなる飛躍を誓った。

他の選手たちもそれぞれ試合後にコメントを残し、特にユーマ24は「地元北海道で新日本プロレスのリングに立てたことは感無量だ」と語り、今後も北海道を盛り上げていく決意を表明した。

『Road to DESTRUCTION ~NJPW BATTLE LINE HOKKAIDO~』
日時:2024年9月14日 (土) 15:00開場16:00開始
会場 :北海道・登別市総合体育館
観衆:1,255人(札止め)

▼第2試合
室蘭歯科医師会presents 登別温泉入浴券争奪 登別ランボー
海野翔太 〇
vs
ザック・セイバーJr. ×
34分41秒 オーバー・ザ・トップロープ
※海野が優勝

■試合後バックステージコメント

海野「まずは39年ぶり登別大会、超満員ありがとうございました。日本各地どこにでも行くよ。プロレスのチカラが必要で、明日への活力を欲しいみんな! どこへでも行く。日本中、世界中どこへでも飛び立って行ってやる。
勝って温泉券を手に入れた。それよりもデカい勝利がある。ザック、オーバーザトップロープであれ、お前から勝ったことだ。もう言い訳はさせねえぞ。勝ちは勝ちだ。こうして地道に一つ一つ必ずチャンスをもぎ取って、新日本プロレスのトップ駆け上がって行くから。俺には失うモノは何も無いんだ。今に見とけ」

村島「クソ! やっぱり同じヤングライオンの嘉藤が出てきて、アイツが俺より、俺が落とされても残っているというのが気に食わないし。それより、あの藤田に落とされたというのが自分は一番気に食わない。めちゃくちゃ悔しいです。この借りは絶対に返します。ありがとうございました」

ユーマ24「ひょんなことから地元・北海道だけど、この新日本というリングに上がれて、いろいろあるけど一つはやっぱり感慨深いモノが自分の中にあります。昔から札幌で、ガキの頃から月寒グリーンドームとか(北海)きたえーるで試合を観てきたリングに上がれるっていうそれだけで感無量ですけども、まったく手も足も出なかった。
これからも上がる機会があれば上がりたいですよ。自分はまずは北海道で地盤を固めて、北海道を盛り上げるためにプロレスをしていきたいので、ぜひ北海道のファンの皆様にも顔を覚えていただいて、ぜひこれからも自分に注目していただきたいと思います。今日はありがとうございました」

アキラ「(※日本語で)アブナイヨ!(※アイアンフィンガーフロムヘルのジェスチャーをしながら)オイ、イイヅカ、アブナイ! コレ、ナンデスカ? (※電話するジェスチャーをしながら)交番ネ! 交番……交番……」

天山「久しぶりに、何年ぶりかにこの北海道の地に来ましたけど、この登別ランボーなかなか最後まで残るは難しいですね。まあでも、ここから北海道で暴れますから。期待してください。オッケー、カモーン!」

タイチ「どこ行きやがったアイツ……オイ、ちょっと待てよ。アイアンフィンガーを登別に捨てるワケにはいかねえんだよ。またアイツが戻って来る……どこ行きやがったアイツ……飯塚!(※叫びながら探しに行く)」

金丸「オイ、いつやらせるんだ? 早く決めてくれよ。あんなよ、中身のない薄っぺらい野郎がよ、持ってるベルトじゃないだろ? アイツが持ってレベルと価値が下がったベルト、俺がもう一回、もっとそれ以上に下げてやるよ」

DOUKI「(※這うようにコメントスペースにやってきて座り込む)石森を、倒したと思ったら……すぐコレだ。オイ、最高じゃねえか。石森は、チャンピオンとして、倒さなきゃいけなかった相手だ。
でもな、金丸は、プロレスラーとして必ず、超えなけばいけない相手だ。金丸が言っていた『思い出話』って、なんのこと言ってるかわかんねえけど、それが鈴木軍のことに関して言ってるんだったら見当違いだ! 俺を誰かと勘違いしてるんじゃねえのか?
お前と組んでいた……デスペラードと組んでいた……そんなことをいつまでも言われてんのはよ、こっちも迷惑なんだよ! お前ら観ているヤツらがどういうふうに観てるかわかんねえけど、俺はその幻想をすべて壊してお前を超えるつもりだよ」

田口「いま金丸のコメントを聞いてたけど、じゃあ俺が(ベルト)獲って、その金丸から獲ってもっと下げてやるよ。いや、もっともっと下げてやるよ。だから挑戦させないで……挑戦させないでくれ俺を」

本間「39年ぶりの登別大会。もうさすがにデビュー28年目の僕でも初めて来ました。すごいたくさんのお客さん。ソールドアウトで集まってもらって嬉しかったんだけども、こけし一発も決められなかったんで、それで完全にやられた……。
ああ……また次、(登別に)来るときは絶対にこけし決めて勝ちたいと思います。ただ一つ、一つ褒められるとしたら、けっこう(やられずに)粘ったってことですかね」

ザック「着地で衝撃を受けたな。言い続けてるけど、アキハモット、オモシロク、ナリマシテネ~。ゼンゼンチガウ。ザック・セイバーJr.は次期IWGP世界ヘビー級チャンピオンだ。だからおバカどもが俺を追いかけてくるのさ。
デモ、ザックガハジメテ、マツノハダイキライ。デキナイ、デキマセン。チョームズカシイヨ。ナンニン、ナンニンクライ? 多すぎるぞ! 人が多すぎる! ナンニン? 何人だ? オンセンチョットホシイ。オンセン、タリナイクライ。ショーガナイネ。ショータ、オメデトウゴザイマス。タノシンデクダサイ!
ショータ、バトルロワイアルを制したな。俺はプロレス界で最も重要な『G1 CLIMAX 34』を制したがな。もし俺を驚かせたいなら、温泉によーく浸かって、シワシワになるんだな!」

※嘉藤、タイガー、藤田、邪道、TAKA、斗猛矢、飯塚、SHO、SANADA、はノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>

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