【大阪プロレス】「天王山2024」後半戦、熱戦続く―入江茂弘が初優勝を狙う

9月15日、大阪プロレスがアゼリア大正ホールにて「天王山2024~誰が一番強いねんトーナメント~」1回戦後半戦を開催。会場には300名のファンが超満員で詰めかけ、興奮に包まれた一日となった。

▼第1試合:大瀬良泰貴、正攻法からラフファイトに転じ勝利

ビリーケン・キッドと大瀬良泰貴の一戦は、正攻法で始まったが、ビリーがトペに行こうとした瞬間、大瀬良が椅子で迎撃し、流れが変わった。

最後はクロスフェースロックでビリーを絞め上げ、大瀬良が2回戦進出を果たした。

▼第2試合:レフェリー暴行で決着

ゼウス、HUB、佐野蒼嵐組とクワイエット・ストーム、TORU、菊池悠斗組の6人タッグマッチは、白熱した戦いが展開された。

特にゼウスとストーム、ゼウスとTORUの闘志あふれるぶつかり合いが注目を集めた。

しかし、菊池悠斗が椅子でレフェリーを殴打し、試合は反則裁定で終了した。

▼第3試合:浅川紫悠、スタイルの違いを制して勝利

ルチャスタイルのツバサとジャパニーズスタイルの浅川紫悠の一戦は、序盤はグランドでの技術合戦となったが、浅川はツバサのジャベ攻勢に苦しめられた。

最後はホワイトナックルライドで浅川が勝利し、2回戦進出を決めた。

▼第4試合:松房龍哉、再戦でタコヤキーダーを下す

松房龍哉とタコヤキーダーの再戦は、ライトヘビー級王座戦以来の注目の一戦。

松房はタコヤキーダーの強烈なスピアー攻撃に苦しんだが、膝蹴りと頭突きで応戦。最後は龍蟠虎距でタコヤキーダーを仕留め、2回戦進出を果たした。

▼第5試合:懐かしのデルフィン軍団、ユーモア満載の一戦

スペル・デルフィン、くいしんぼう仮面、タイガースマスクが大坂丈一郎、えべっさん、ザ・ボディガーと対戦。

懐かしいデルフィン軍団の再結成により、終始ユーモラスな展開が続き、えべっさんがつまずきながらもくいしんぼう仮面をフォールするというコミカルな結末で勝利を収めた。

 

▼メインイベント:入江茂弘、ゴリアテを下し2回戦進出

メインでは、猛獣対決が繰り広げられた。入江茂弘とゴリアテの一戦は、激しいぶつかり合いが展開され、ゴリアテは暴走しながらも、入江の強烈な反撃に耐える。

最後は入江のビーストボンバーが決まり、ゴリアテを下して2回戦進出を決めた。

試合後、入江は天王山トーナメント初優勝を宣言し、満員の観衆の前で勢いを示した。

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