【東京女子】インター王者のSKE48荒井優希が宮本もかの挑戦を退け、最多防衛記録を更新!「もっと記録を伸ばして、一生誰にも破られないようなチャンピオンになりたい」
東京女子プロレスが9月22日、千葉・幕張メッセ国際展示場展示ホール6で「WRESTLE PRINCESS Ⅴ」を開催。名古屋・栄を拠点とする人気アイドルグループSKE48のメンバーでプロレスラーとしても活動する、インターナショナル・プリンセス(IP)王者の荒井優希が宮本もかの挑戦を退け5度目の防衛を果たした。これにより荒井は同王座の歴代最多防衛記録の4を更新し、新記録を達成した。
両者はお互いが初勝利の相手で、タッグを組んだり、戦ったりで切磋琢磨してきた間柄。2021年7月のシングル戦では荒井が勝っており、それ以来、3年3ヵ月ぶりの一騎打ちとなった。
荒井はデスロック、サソリ固めで足に集中砲火。宮本は羅生門で締め上げて反撃。10分過ぎ、荒井は背中にFinally(カカト落とし)を叩き込むも、宮本もゼロ戦キック、鴻臚館(ころかん)で逆襲。激しいエルボーの打ち合いから、荒井が新人賞、そしてFinally狙いも宮本が阻止。荒井はフルネルソンバスターからFinallyを繰り出して3カウントを奪取した。
バックステージで荒井は「もかさんと(シングルで)戦えたのが3年ぶりというのもあったし、この間、お互い別のパートナーと戦ってきて。今年また再会できて。横で強さを知ってからのシングルということで、最強で最高な相手だなって。戦っても組んでも、最高の相手だなと感じました。(防衛)回数はあまり気にしてなくて。ずっと参戦できるわけでもないし、他の選手と比べてって思ってしまったけど。日数だとアレだけど、回数はホンモノだと思うので。1個1個目の前の試合にしっかり思いをかけてきたのが、ここまでつながってきたかなと思うとうれしいです。ここからもっと記録を伸ばして、一生誰にも破られないようなIPのチャンピオンになりたいと思います」とキッパリ言い切った。
王座奪取ならなかった宮本は「お客さんの期待に応えられなかったことがすごく悔しいです。3年前、荒井さんとシングルで負けてしまったリベンジを果たせなかったのもすごく悔しいので、もっと成長してリベンジしたい。7月に(荒井と)タッグのベルトに挑戦したり、今回IPのベルトに挑戦したり、チャンスはつかもうとしてるので、これからもチャンスをつかみにいきたい」と唇を噛んだ。
【大会名】WRESTLE PRINCESS Ⅴ
【日時】2024年9月22日(日)
【会場】千葉・幕張メッセ国際展示場展示ホール6
【観衆】756人
▼第一試合 15分一本勝負
●大久保琉那 vs 風城ハル○
6分25秒 フィシャーマンズ・スープレックス・ホールド
▼第二試合 20分一本勝負
長谷川美子&○鳥喰かや&HIMAWARI vs キラ・サマー&七瀬千花●&高見汐珠
10分13秒 片エビ固め
※旋闘鳥流
▼第三試合 20分一本勝負
関口翔&○桐生真弥 vs 上原わかな&凍雅●
9分41秒 片エビ固め
※スパインバスター
▼第四試合 15分一本勝負
○ラム会長 vs らく●
7分1秒 体固め
▼第五試合 20分一本勝負
○アジャコング&マックス・ジ・インペイラー&原宿ぽむ vs 辰巳リカ&愛野ユキ&鈴木志乃●
14分55秒 片エビ固め
※バックドロップ
※スペシャルレフェリー…青木詩織(SKE48)
▼第六試合 スペシャルシングルマッチ 20分一本勝負
○さくらえみ vs 中島翔子●
13分47秒 エビ固め
※クイーンズ・ギャンビット
▼第七試合 20分一本勝負
○ザイア・ジャオ&瑞希 vs 上福ゆき●&VENY
12分50秒 片エビ固め
※サンダーストライク
▼第八試合 インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○荒井優希 vs 宮本もか●<挑戦者>
15分33秒 片エビ固め
※Finally。第12代王者が5度目の防衛に成功。
▼セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
<王者組>鈴芽&●遠藤有栖 vs 山下実優○&伊藤麻希<挑戦者組>
23分22秒 片エビ固め
※クラッシュ・ラビットヒート。でいじーもんきーが3度目の防衛に失敗、121000000が第17代王者組となる。
▼メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○渡辺未詩 vs 水波綾●<挑戦者=第11回東京プリンセスカップ優勝>
21分19秒 体固め
※ティアドロップ。第14代王者が4度目の防衛に成功。
〈写真提供:東京女子プロレス〉
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