“平成のテロリスト”村上和成が船木誠勝とのレジェンド王座初防衛戦を前に護摩祈祷「ボコボコに、シバキ倒してやりたい」
初代タイガーマスク 佐山サトル率いる「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス(代表:平井丈雅)第18代レジェンド王者“平成のテロリスト”村上和成が9月26日(木)後楽園ホールで船木誠勝を迎えて初防衛戦を行う事がプロレス業界で注目されている。
船木誠勝との一騎打ちは当初(2006年)「ビッグマウス・ラウド」興行で予定されながらも様々な事情で実現が実らなかった“幻のビッグマッチ”だからだ。プロレスファンが密かに待ち望んでいた究極の対戦がストロングスタイルプロレス9.26大会で見れるのである。
船木誠勝の挑戦を受ける村上和成は初防衛戦を前に9月11日『成田山新勝寺 東京別院 深川不動堂』にて護摩祈祷を行い、燃え盛る炎を前に船木戦の必勝を祈願した。
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.30』
日程:2024年9月26日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
《Wメインイベント② レジェンド選手権試合 60分1本勝負》
[第18代王者]村上和成(フリー)
VS
[挑戦者]船木誠勝(フリー)
※村上和成 初防衛戦
「護摩祈祷」とは古代インドの儀礼「ホーマ」を起源とする真言密教の秘法。護摩壇にさまざまな供物と、煩悩を象徴する護摩木をくべて、ご本尊にささげるものだ。燃えさかる火炎は不動明王の智慧そのもので、煩悩を清らかな願いへと高めて成就させる力を持つといわれているという。
護摩は古代インドの儀礼「ホーマ」を起源とする真言密教の秘法。護摩壇にさまざまな供物と、各人の煩悩を象徴する護摩木をくべて、ご本尊に捧げるもの。燃えさかる火炎は不動明王の智慧そのものであり、煩悩を清らかな願いへと高めて成就させる力を持つといわれている。護摩祈祷を終えた村上和成の話を聞いた。
--今の気持ちをまずおうかがいしたい。
村上 いつもここにくると、心が心が安らぐのと気持が落ち着くので、気持ちもいい。逆にいうとチャンピオンベルトを持って此処にこれたことは、王者としてすごく責任感を感じる。俺の中で、もう一つしょうというか、背負うというか、気持ちの中に重く入ってきた。(護摩祈祷をして)プラスアルファしたものを26日の決戦に輝かせたい。
--炎を前にして、どんな心境だったのか?
村上 いろいろ考える中で、周りからの期待が多い。自分の中で二つの自分が存在する。『強い自分』と『弱い自分』。その部分で、俗にいう『欲』という、自分にとって一番の『天敵』がここに来て出てきた。そんな『欲』など必要ないことを、今一度自分の中で、噛みしめながら。本来俺の戦いは何か。『本能で戦う』それのみ。(護摩祈祷では)そういう『欲』がとれたと感じる。そういうことを思いながら、手を合わさせてもらった。