【DDT】彰人が蛍光灯IPPONデスマッチで勝利し、2年ぶりにEXTREME王座奪還!10・20後楽園での初防衛戦の相手に男色ディーノを指名
DDTプロレスが9月29日、東京・後楽園ホールで「DRAMATIC INFINITY 2024~3時間スペシャル~」を開催。彰人が蛍光灯IPPONタッグデスマッチで王者の勝俣瞬馬に勝利して、DDT EXTREME王座に2年ぶり5度目の返り咲きを果たした。
彰人は9・16札幌で勝俣に挑戦を表明。試合形式は自身の代名詞ともいえる「蛍光灯IPPONデスマッチ」を希望し、よりスリリングにするためにタッグマッチ(勝俣&須見和馬vs彰人&夢虹)とした。ルールはリング上に蛍光灯が1本用意され、それを割った選手が敗者となる。須見、夢虹の両選手も試合権利を有し、須見が勝利の場合は王者・勝俣の防衛、夢虹が勝利した場合は挑戦者・彰人が王座奪取となる変則ルール。なお、須見が敗北の場合も挑戦者・彰人の王座奪取、夢虹が敗北の場合も王者・勝俣の防衛となる。
蛍光灯を割ったら負けてしまうとあって、まさにスリリングな展開が続く。そんななか、彰人はリング中央で蛍光灯の上に倒れていた勝俣に須見を乗せる。そこに彰人が覆いかぶさると、夢虹がその上にダイビング・フットスタンプを決める。
さすがに勝俣はこれを踏ん張れず、蛍光灯が割れて彰人が勝ちどきを挙げた。
勝俣、須見、夢虹の順応ぶりを体感した彰人は「このルールは僕の専売特許じゃない。DDTを代表するルールにしたい。だからこのルールは君たち3人にあげます。君たち3人がこいつとならすげぇIPPONデスマッチができると思った相手が現れたとき、ぜひこのルールを使ってください」と表明。
そして彰人は次期挑戦者に男色ディーノを指名。ディーノが現れると、「僕がなぜあなたを指名したかわかりますか? このEXTREMEを次に巻いたときはあなたをチャレンジャーに迎え入れようと思ってたんです。あなたに謝らなきゃいけない、言わなきゃいけないことがある。フェロモンズのことです。僕は髙木(三四郎)さんに言われて、やってたように見せてましたけど、ホントは違うんです。僕はフェロモンズは好きだった。だけど男色“ダンディ”ディーノが嫌いだった。僕は男色ディーノにあこがれてDDTにいるんです。あのユニットは飯野雄貴のユニットだった。あなたはサポート役に徹していた。それがイヤだったんです。解散して、あなたはやっとふだんの男色ディーノとして目の前に立ってくれた。僕はあなたが一番大事にしていたフェロモンズを奪いました。僕の今一番大事なEXTREMEのベルトをかけて、僕とやり合ってください」と涙のアピール。
ディーノは「男色ディーノの人生をなめ腐ってるな。確かにフェロモンズは生きがいだった。でも人間生きてりゃ生きがいがどんどん生まれるんだよ。後ろ向きなのはおまえだけだよ。今男色ディーノは生きがいのもと生きてんだよ。じゃあ、そのベルト、私の生きがいの一つに加えてやるよ」と応じ、10・20後楽園での王座戦が決まった。
また、第4試合で大石のDDT所属でのラストシングルマッチとして、パートナーのディーノと対戦(アイアンマンヘビーメタル級選手権)。大石がスリーパーでギブアップを奪い、勝利。しかし、試合後、ディーノが逆にスリーパーで逆襲してアイアンマン王座は奪還した。
なお、第2試合(遠藤哲哉&高尾蒼馬&高鹿佑也vs大鷲透&平田一喜&石田有輝は、高尾が平田をスクールボーイで丸め込んで、「いつでもどこでも挑戦権」が高尾に移動した。
【大会名】DRAMATIC INFINITY 2024~3時間スペシャル~
【日時】2024年9月29日
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】1650人(超満員札止め)
▼オープニングマッチ スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
青木真也&○HARASHIMA vs 秋山準&中村圭吾●
12分20秒 片エビ固め
※蒼魔刀
▼第二試合 30分一本勝負
遠藤哲哉&○高尾蒼馬&高鹿佑也 vs 大鷲透&平田一喜●&石田有輝
10分51秒 横入り式エビ固め
※平田の持ついつでもどこでも挑戦権(白)が高尾に移動。
▼第三試合 30分一本勝負
佐々木大輔&○KANON&MJポー vs アントーニオ本多&To-y&イルシオン●
11分39秒 片エビ固め
※フリーダム・コール
▼第四試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 60分一本勝負
<王者>●男色ディーノ vs 大石真翔○<挑戦者>
10分23秒 スリーパー・ホールド
※ディーノが防衛に失敗、大石が第1674代王者となる。
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●大石真翔 vs 男色ディーノ○<挑戦者>
12時27分 スリーパー・ホールド
※大石が防衛に失敗、ディーノが第1675代王者となる。
▼第五試合 DDT EXTREME選手権試合~蛍光灯IPPONタッグデスマッチ 60分一本勝負
<王者>●勝俣瞬馬&須見和馬 vs 彰人<挑戦者>&夢虹○
15分2秒 IPPON
※勝俣が7度目の防衛に失敗、彰人が第60代王者となる。
▼セミファイナル DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
<王者>○飯野雄貴 vs 納谷幸男●<挑戦者>
17分4秒 片エビ固め
※スピア。第13代王者が初防衛に成功。
▼メインイベント スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
○上野勇希&MAO&武知海青 vs クリス・ブルックス&高梨将弘&正田壮史●
25分11秒 体固め
※WR
〈写真提供:DDTプロレスリング〉
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