スターダムからAEWの超大物へ!岩谷麻優のIWGP女子王座に挑む“タイムレス”トニー・ストームとは!?
(写真提供:スターダム)
両者の対戦はそれ以後おこなわれることはなく、結果的にトニーの日本ラストマッチとなった19年7・7高岡のメインで両者はトリオを結成した。岩谷&星輝ありさ&トニー組vs花月&アンドラス宮城&刀羅ナツコ組の6人タッグマッチで、トニーがナツコからピンフォールを奪っている。以後、トニーの戦場は海外となり、スターダムとは疎遠になっていたのだが…。
振り返ってみると、岩谷とトニーのシングル初対決は16年9・11新木場での5★STAR GP公式戦で、両者KOの引き分けだった。2度目が17年4・30後楽園でのシンデレラ・トーナメント決勝戦で、トニーの優勝。3度目、4度目が赤いベルト戦でどちらもトニーが勝利、という結果だ。前述したように、岩谷はトニーにシングルで勝ったことがない。
そして、トニーの帰還となった9・28後楽園で両者が6年半ぶりの対戦。タイトルマッチの前哨戦であると同時に、“タイムレス”の本邦初公開にもなっていた。
(写真:新井宏)
「独特な間合いで、こっちまで飲み込まれそうな雰囲気がある。引き込まれないように気をつけて、アイコンのプロレスをしたいと思います」と語ったのは、はじめてのタイムレスと久しぶりのトニーを同時体感した岩谷。
一方のトニーは「Chin up! Tits up! And watch for the shoe! 顔を上げて胸を張って。そして、(トニーが投げつける)ハイヒールに気をつけなさい」と決めゼリフで余裕しゃくしゃく。
10・5名古屋ドルフィンズアリーナでのIWGP女子王座戦は、岩谷、トニー、どちらの色に染まるのか!?
<文:新井宏>