【全日本】「俺たち斉藤ブラザーズの勢いを誰も止めることはできない」世界タッグ防衛&世界最強タッグ決定リーグ戦“全勝優勝”で完全制覇を宣言!
全日本プロレスの世界タッグ王者、斉藤ジュン&斉藤レイの”斉藤ブラザーズ”は、リングでの圧倒的な強さに加え、テレビ番組出演で人気が急上昇中。
10月12日の行田大会で5度目の世界タッグ防衛戦を控え、さらに11月9日開幕の世界最強タッグ決定リーグ戦で“全勝優勝”を宣言している。インタビューでは防衛戦やリーグ戦への意気込み、さらには期間限定のPOP UP STOREでのイベントについても語り、今後の目標に対する熱意を示した。
①10.12行田大会で世界タッグ防衛戦への意気込み
▼第6試合メインイベント 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第99代王者組】斉藤ジュン&斉藤レイ vs 大森北斗&羆嵐【挑戦者組】
※斉藤ジュン&斉藤レイ、5度目の防衛戦
ーー全日本プロレスの顔と言っても過言じゃない活躍をしている斉藤ブラザーズのお2人は、現在の全日本プロレスの勢いをどう感じていますか。
ジュン いや、だいぶ来てますよ。
ーー来てますよね。
ジュン それはやっぱり斉藤ブラザーズのお陰というか、いろんな選手がいるんですけど。もう乗っかってというか、この勢いのままプロレス界の頂点に登っていきたいです。
ーープロレス界としても、斉藤ブラザーズが大注目を浴びていて、他の選手が、斉藤ブラザーズのファンだって公言している人もいらっしゃいます。
レイ 正直ファンが増えたり、いろいろ言ってくれているのは、本当にありがたいな気持ちなんだけど。同じプロレスラーっていうのは、正直ちょっと何て言ったらコメントに困るというか。まこりん(大石真翔)さんとか。
ーーもう公言してますよね。
レイ ありがたいというか。
ーースケールの大きな全日本プロレスで大型日本人ファイターという形で、タッグ戦線を掻き乱し、そしてシングルプレーヤーとしての実力も、メキメキと頭角を現している。それがファンの皆さんに浸透してきたなと思います。
ジュン やっぱりプロレスっていうのは、でかい人をみんなが見たいと思うので、昔に比べたら、全体的に小型化してきてるとか言われていると思うんですけど。やっぱり、でかいプロレスっていうのを、自分らを通してみんなに見てもらいたいと思いますし。それを見たいから、全日本プロレスが今登ってきてるというのがあると思うので。
レイ あとは、いろいろちょっとやらせていただいて、リング上もそうだけど、リング外も含めて、いろんな姿をちょっと今見せてるから、そういったのも、いろいろ見てもらえてるのかな。例えば、ビールを飲んでいる姿とか(笑)、本当言うと、以前はVOODOO-MURDERSだったので、最初はいろいろ大丈夫かなと思ったところはあったんだけれども。
ジュン 今、逆に肩の力が抜けて、今いい感じにやってこれているかもしれないなと。
ーー斉藤ブラザーズの魅力や、素に近い部分が出ているところが垣間見える瞬間があるから、ファンの皆さんが人間的に興味を持ってくれている部分が多いんじゃないかなと思います。
レイ やっぱりリング上は、デカくて怖くて強いっていうちょっとメリハリをつけて、そこはしっかりやっていきたいです。
ーーレイ選手・ジュン選手ともに、リング上でのド迫力のファイトスタイルっていうのは、従来の全日本プロレスらしさが復活したなっていうところを、見ていてもすごく嬉しいですね。
ジュン いや、元々斉藤ブラザーズというか、自分らはそんな細かい器用なことはできないので、やっぱりそこは体の大きさというか、もうパワーで圧倒するような。
レイ うん。やっぱり昔のそれこそ全日本プロレスを見ていても、例えばスタン・ハンセンとか、ブルーザー・ブロディとかもそうですけど。みんな本当に、もう超人みたいなそういった人たちの集まりだった。そういったのも自分らも最初から目標にしていたというか、そういったものがあるので、どんどんそれを目指してやっていきたいなという感じです。
ーー今回は10.12の行田大会で、世界タッグ防衛戦が組まれました。北斗軍の大森北斗選手と羆嵐選手が挑戦してきます、今回は王者組として迎え撃つわけですが、まずは試合への意気込みをお願いします。
レイ これはもう正直言って、自信しかねえなと。別に油断するとかという気持ちは1ミリもないんだけども、やっぱり今の俺たち斉藤ブラザーズの勢いを止めることは、この2人にはできねえだろうと、いう気持ちですね。
ーーなるほど。ジュン選手はいかがですか。
ジュン いやあ、この間の後楽園大会なんですけど、ちょっと北斗軍にやられてしまいまして。その時のことを結構根に持ってるというか。だから今は、ふつふつと怒りがずっとたまったような感じですね。
ーーそういうのいいですね。
ジュン タイトルマッチなんですけど、その時の借りを北斗軍のリーダーの大森北斗に、もう全て返してやろうと思ってます。5度目の防衛戦といっても、弟の怪我が原因で、前回返上したというのもあるんですけど、実質、去年の地元の角田大会で手に入れてから、一度も負けて落としてはいないんですよ。そういうのも含めて、絶対に負けることはありませんし、永遠に防衛していくと宣言しているのもあって、負けは絶対に揺るがないと思います。
ーーなるほど。北斗軍として羆嵐選手と北斗選手のチームワークはどんなふうに捉えていますか?
レイ 正直、この大森北斗のパートナーの羆嵐は、この前のシングルトーナメントでやったし。今までタッグでも、6人タッグとかいろいろやったりはしているんだけども、正直かなりレベルは高いですね。この前の後楽園ホールでの、6人タッグの試合を見ていても、かなりタッグとしての完成度は高くて。
ジュン なかなか、この2人で組むっていうことは、そこまでないと思うんですけど。でもこの間2人でのコンビネーションが、それに自分もやられてしまいましたし。それでも、やっぱり自分らは双子というか、生まれながらに生まれながらのタッグと言っても過言ではないので。コンビネーションがいくらいいとしても、そこは斉藤ブラザーズのコンビネーションが全然上回ると思っているので。コンビネーションの心配は、そこまでしていないんですけど。それでも羆嵐は意外と小さく見られることがあるかもしれないんですけど、日本人のレスラーの中では、結構屈指のパワーファイターだと思ってますし。大森北斗に関しては、すごいナルシストなんですよ。だから、そこはあんまり好きじゃないんですよ(笑)。
レイ ちょっと苦手だもんな。
ーー(笑)羆嵐選手は、本当にパワーファイターながら、うまさも兼ね備えていますよね。
ジュン 正直、本当にだいぶレベルの高い選手だと思いますね。