西村修緊急入院で不在、川崎伝説2024反省会トークイベントに大仁田厚単独で登場

 

10月20日、巣鴨のプロレスショップ闘道館で「Foever川崎伝説2024反省会!」が開催された。

「大仁田 トークでVS 西村修」と副題の付けられたイベントだが、開始直後大仁田が1人登壇すると「お集まりの皆さんに、お知らせがあります」と神妙な面持ちで話し出した。「西村選手が、昨日の深夜、救急車で搬送されて緊急入院してしまいました。今日は来られません。」と伝えた。

どよめく会場に向け大仁田は「今日、西村さん不在のイベントになってしまいます。返金を希望される方は、受付までお願いします」と案内したが、席を立つ観客はいなかった。

トークイベントは、PWF会長日本代理の大隅良雄氏と大仁田による、ドリー・ファンク・Jr.や故テリー・ファンクさんとの秘話などで盛り上がった。

イベントの中で大仁田は「人間は目指すものがなければ、生きる力が出ないものです。ガン患者に何してるんだって、批判があるのは百も承知です。だけど俺は!12月8日のFMWEは、西村組対大仁田組で試合がしたいと思います」と話した。

さらに大仁田は「リングの中にいるのが、レスラーとしての幸せです。西村さんには、脳のガンの手術を頑張ってもらって、必ず戻ってきてもらいたいと思います」と話し、12月8日13:00より開催が予定されている「FMWE2024年内最終戦〜TO DO IS TO BE〜」のメインイベントが決定した。

イベント後に大仁田は「俺もそうだけど、怪我したり入院すると、レスラーはなんの保証もないから、もうプロレスができないんじゃないかって不安になる。誰にも必要とされないんじゃないかってね。だから、帰って来られるリングがあるのは、励みになるし力が湧くものなんだよ。俺は、いま入院して頑張っている西村選手に、帰ってくるリングを用意したい」と語った。

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