【新日本】YOH&ロッキー・ロメロ組がCatch 2/2を撃破「俺たちがROPPONGI VICEだ!」
新日本プロレスは10月27日、東京・後楽園ホールで「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2024 ~Road to POWER STRUGGLE~」第3戦を開催。
「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2024 ~Road to POWER STRUGGLE~」
日時:2024年10月27日 (日) 17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,367人
Bブロック公式戦のメインイベントで、ROPPONGI VICE(YOH&ロッキー・ロメロ)とCatch 2/2(TJP&フランシスコ・アキラ)が激突し、後楽園ホールを熱狂させた。
初戦でIWGPジュニアタッグ王者を破ったCatch 2/2は、連勝を目指して試合の主導権を握ろうとしたが、ROPPONGI VICEは熟練の連携を駆使し、強力なカウンターを狙う姿勢を見せた。
試合中盤では両チームの打撃戦が展開され、Catch 2/2のアキラとTJPは場外戦にまで試合を持ち込み、観客を巻き込む展開となった。
終盤、ROPPONGI VICEは見事なコンビネーションでCatch 2/2に反撃。YOHとロッキーがフィニッシュムーブ「ストロングゼロ」を炸裂させ、激闘を制した。
試合後、ROPPONGI VICEは観客の声援に応え、YOHがマイクで「俺たちがROPPONGI VICEだ!」と堂々の勝利宣言。
続いて観客と一体となって「ROPPONGI」コールを繰り広げ、興奮冷めやらぬ会場の空気をそのまま残し、二人は肩を並べてリングをあとにした。
■試合後バックステージコメント
ロッキー「(※日本語で)オヒサシブリ。(※英語で)久しぶりだ。実に数カ月ぶり。新日本プロレスの第二のホームで過ごす時間が少なすぎた。何年も…いや、22年前の2002年10月、ここコーラクエンホールでデビュー戦を闘った。相手は今夜の対戦相手、TJP。当時、俺たちはただのLA道場ボーイズで、今は亡き、アントニオ猪木氏からトレーニングを受け、チャンスを逃すまいと必死だった。そして今。22年後、『SUPER Jr. TAG LEAGUE』のメインイベントで闘うまでになった。ここに帰ってこれて本当に光栄で嬉しいよ。俺は巡業に出ていたんだ。明日は俺の誕生日。タンジョービ? 正しいか? (※日本語で)アシタ、ロッキー、タンジョービ! (※英語に戻り)たくさんのプレゼント、待ってるよ! そして皆で『ロッポンギ、ロッポンギ』と歌うのを楽しみにしてる。YOH、(※胸を指差しながら)今夜のお前の闘いは素晴らしかった。心を尽くしていた。そんなお前を友人として誇りに思うし、同じチームで闘えることを誇りに思う。お前のような男はこのプロレス界に1人しかいない。(※日本語で)アリガトーゴザイマス! マタアシタ! タンジョービ、タンジョービ!」
※YOHはノーコメント
TJP「レスリングの神が与えたものはとても早くそれを奪い去る。今夜のポイント(勝ち点)はボード上から外された。だがまだ早いし、俺は認めなければいけない。旧友のロッキー・ロメロは、あぁ、彼は全く衰えていない。
久しぶりだ、ロッキー。また同じリングに立つまで、あまり時間がかからないことを願っている。だが誰が知りうるか。誰にもわからない。この結果がどう終わっても、俺たち2チームは再び同じことをしなければならないかもしれない。
誰がどこに行くかによるな。それについて言うと、俺たちの目標は同じ場所、つまり『WRESTTLE KINGDOM』だ。俺たちは決勝戦に進出するつもりだ。俺たちは『WRESTTLE KINGDOM』へ行くぞ。俺たちは歴史を作るのだ。UNITED EMPIREは再び兵士の肩の上で王国になるだろう」
アキラ「(※日本語で)クソッ! あのオヤジ(ロッキー)はまだまだやれるな。アーッ! 俺が甘く見ていたのが悪いね。ごめんね、TJ。オイ、ロッキー、お前はアメリカでボスだから、次はアメリカでリベンジしようぜ!
次は……次はベロシティーズだ。彼らはホント良いチームだから、めっちゃワクワクしている。オイ、ベロシティーズ、全力でかかって来い!」
TJP「(※日本語で)また明日、ベロシティーズ……また明日、またね」
「写真提供:新日本プロレス」