女子プロレスの礎を築いた者たちの生き様と、その裏に潜む苦悩や覚悟を描いた『極悪女王』主演ゆりやん「ダンプ松本さんの覚悟に触れ、私も自然と手が震え涙がこぼれました」

そして10月12日には、東京都・後楽園ホールにてドラマ『極悪女王』の特別イベント「ネトフリ極悪プロレス」が開催された。

この日は当時のファンが懐かしの応援グッズに身を包み、展示場ではクラッシュギャルズと極悪同盟ファンの部屋が再現されるなど、往年のプロレスブームを彷彿とさせる展示が並び、会場は活気に満ちていた。

メインイベントには、ダンプ松本役のゆりやんレトリィバァ、長与千種役の唐田えりか、ライオネス飛鳥役の剛力彩芽が出演。

ダンプ松本本人や長与千種、ブル中野ら伝説的なOG選手も登場し、ファンと交流する場面もあり大盛況となった。

ゆりやんは役作りについて「人生をかけてこの作品に力を注ぎました。ダンプ松本さんの覚悟に触れ、私も自然と手が震え涙がこぼれました。1980年代の女子プロレスラー、全女の皆さんの強さとカッコよさに心から敬意を表しています」と語り、ダンプ松本の役を演じる中での強い覚悟と感動を伝えた。

その言葉を受け、ダンプ松本も「ゆりやんの演技を見ているとまるで自分自身を見ているようで、感動しました」と涙を流した。

イベントは最高潮のまま、ゆりやんの呼びかけでレジェンド選手&OGたちがキャストとリングに上がり、観客と共に記念撮影を行って幕を閉じた。

女子プロレスの歴史的瞬間を再現し、プロレスファンと一般視聴者の心を鷲掴みにした『極悪女王』。

このイベントは、彼女たちが生きた時代のプロレスへの情熱を体感させ、現代のファンにもその魂を伝える機会となった。

『極悪女王』は、単なるプロレスドラマにとどまらず、かつて女子プロレスの礎を築いた者たちの生き様と、その裏に潜む苦悩や覚悟を描き出している。

ダンプ松本が背負ってきた“ヒール”としての覚悟と、人間性をリアルに映し出す作品であり、その生き様に込められた情熱と闘志は、プロレスを知らない視聴者にも心に響くメッセージとなったはずだ。

強さの裏にある葛藤を抱えながらも、闘い続けたダンプ松本の姿は、今なお多くの人々に「戦い続ける勇気」を与えている。

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(Netflix シリーズ「極悪女王」Netflixにて世界独占配信中)

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