【新日本】SANADAが試合後、海野を急襲「お前の入場見てると全員から好まれようとしてるのが凄い伝わってくる」

新日本プロレスは11月2日、名古屋国際会議場で「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2024」の第8戦を開催。

『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2024 ～Road to POWER STRUGGLE ～』
日時：2024年11月02日 (土) 16:00開場17:00開始
会場：愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
観衆：1,290人

第4試合では、海野翔太＆マスター・ワト＆邪道がSANADA＆DOUKI＆タイチと対決し、11月4日の大阪大会に向けたダブル前哨戦が展開された。

試合は海野とSANADAの激しい視線のぶつかり合いからスタート。初めの攻防では、海野が果敢にエルボーで攻め立て、SANADAもそれに応じて打撃を返す。しかし、SANADAが冷静に間合いを取りながら機を見て反撃。海野は次第に苦戦を強いられた。

中盤、ワトとDOUKIが顔を合わせると、両者のライバル心が露わに。ワトはDOUKIの持つIWGPジュニアヘビーのベルトへの挑戦権を意識し、必死の攻防を繰り広げた。

DOUKIも負けじと、得意技を次々と繰り出し、ワトの体力を削っていく。試合は一進一退の展開となり、両者の意地がぶつかる白熱の場面が続いた。

終盤、タイチがリングで主導権を握ると、連携攻撃を展開し、最後は必殺の天翔十字鳳で邪道を倒した。

試合後、DOUKIとワトは額を突き合わせ、熾烈な視線のぶつかり合いで火花を散らし、次戦に向けた意気込みを見せた。

さらに、SANADAは試合後に海野を場外で急襲し、ドラゴンスリーパーで締め上げた。観客はその光景に息を呑み、11月4日の大阪大会での二人の決着に期待が高まった。

■試合後バックステージコメント

SANADA「翔太、お前の入場見てると、全員から好まれようとしてるのが凄い伝わってくる。それやるとな、全員から嫌われる可能性があるんだよ。明後日、大阪でお前のやりたいようにかかってこいよ。それを楽しみにしてるよ（※と言って、隣りにいるタイチとタッチを交わす）」

タイチ「俺もちょっとしっかり魅せるから」

SANADA「お願いします」

タイチ「また一緒に盛り上がっていこうぜ」

SANADA「お願いします」

タイチ「ありがとう、SANAやん」

SANADA「ありがとうございました（※と言って、先に控室へ）」

タイチ「SANAやん、この間、負けたかもしんないけど、俺らまだ終わってないし、DOUKIもチャンピオンだし、俺もこれから明後日、必ず結果出すし、そしてSANAやんもこっから翔太相手にまた立て直していくと思うし、ユニットとしても止まらんしよ。まぁ俺らは基本的に個人個人の闘いだから。まずは自分の今置かれてる、GLOBAL必ず獲って、まず自分自身を立て直す。そっからだ、話は。世の中、会社に窓際族にさせられた同じような年代のオッサンたちいっぱいいんだろ？　ソイツらのためにも俺がしっかり魅せてやるから。人生はいつだって毎日チャレンジだってことを、俺らがしっかり魅せてやるから。俺自身のため、そういう連中のためにも、全てのためにも、そして俺を甘く見た会社の連中、全部見返してやる。いいか、俺は東京ドームのリングにチャンピオンとして立つ。それだけだ。あとは明日会見でまた言わせてもらおうか。今日のところは前哨戦は……相手がいない前哨戦だけどな、しっかり整ったぜ。あとは試合だけだ。あとは明日だな。会見で会おう。じゃあな」

ワト「最後の前哨戦、もう俺自身はこのIWGPジュニア王座、見てくしかないわ。DOUKIさん、最高の挑戦者になるように、俺もこの9カ月間、必死にやってきたんだよ」

DOUKI「（※ワトが喋っている途中で、コメントスペースにやって来て）ワト、テメーな、昨日のコメント、読んだぞ。ヘビー、ジュニア云々言ってたけどな、俺にとっては関係ねぇ。俺とお前の世界だ。今シリーズ、全部当たって、改めて思った。俺はよ、テメーだけには負けたくねぇ。チャンピオンだなんだ関係ねぇ。俺はテメーだけには負けたくねぇ」

ワト「俺だってよ、テメーには負けたくねぇんだよ。出会ったその日から、お前に負けてるって一度も思ったことねぇんだよ」

DOUKI「そうだよな。俺も一緒だ」

ワト「お前をな、超えるためにずっとやってきたんだよ。アァン!?　（※DOUKIが持っているIWGPジュニアのベルトを叩いて）このIWGPジュニアのベルト持ってるんだったら、俺にとって最高のシチュエーションだよ」

DOUKI「オォ、そうか」

ワト「オメーに勝って、（※再びIWGPジュニアのベルトに触れて）このIWGPジュニアのベルト獲ってやるよ」

DOUKI「オォ、そうか。明日……明後日、楽しみにしとけよ（※と言って、先に控室へ）」

ワト「DOUKI、アンタこそ楽しみにしとけよ」

海野「（※ヤングライオンに両肩を借りて現れると、床に倒れ込み）アァ、クソッ！　（※上体を起こして）SANADA、熱くなってきたな。でも、この借りは明後日の大阪で、絶対返させてもらうからな。あと1つ、ジョン・モクスリー、今、本質は俺が一番大事なのは、目の前のSANADA戦だ。それ以外、何も見えてないから、お前のことを一晩考えただけじゃ、何も答えは出てこない。でも、今まで築き上げてきた信頼、俺らにはそれがある。誰にもわからない、わかり合うことができない2人で過ごした時間がある。俺と1対1でリングに上がれ。お前の目を見たら、お前の気持ちもわかるだろう。そして、お前も俺の気持ちがわかるだろう。いつでもどこでもいいから、俺の目の前でフェイス・トゥ・フェイスしろよ、コノヤロー！　（※立ち上がって）ただ、俺はお前のやり方だけは絶対に肯定しねぇ。お前の直し方も、俺は知っている。まずはなんでもいいから、メッセージくれよ。アメリカでIWGP以降、メッセージも電話もやり取りも一切ないんだ。その時が来たのかもしんねぇな」

※邪道はノーコメント

＜写真提供：新日本プロレス＞