【新日本】海野翔太がSANADAに雪辱勝利「新時代のエース」へ大きな一歩

新日本プロレスは11月4日、大阪・エディオンアリーナ大阪で『POWER STRUGGLE ～SUPER Jr. TAG LEAGUE 2024～』の最終戦を開催。

『POWER STRUGGLE ～SUPER Jr. TAG LEAGUE 2024～』
日時：2024年11月04日 (月・祝) 13:30開場15:00開始
会場：大阪・大阪府立体育会館（エディオンアリーナ大阪）
観衆：3,773人

注目の第4試合では、海野翔太がSANADAとのシングルマッチで雪辱を果たし、鮮烈な勝利を収めた。

この試合は、海野が今夏の『G1 CLIMAX』で敗れた相手であるSANADAに再挑戦する場となり、闘志を燃やす海野は序盤から首攻めを軸にした攻撃を展開した。

一方、SANADAもラフファイトを交えた激しい攻防で応戦し、海野を苦境に立たせる場面が続く。

試合終盤、SANADAが得意とするシャイニングウィザードやデッドフォールを繰り出し、試合を決めにかかるも、海野は驚異的な粘りを見せて切り抜ける。

最後は、海野が勝機をつかみ、デスライダーでSANADAを沈め、3カウントを奪取。

元IWGP世界ヘビー級王者からの勝利は、海野にとっても今後のタイトル挑戦への大きな弾みとなり、新時代のエース候補として存在感を示した形となった。

■試合後バックステージコメント

海野「これで文句ねえだろ。去年のIWGP世界ヘビー級王者に勝ったぞ。迷いなんかない。何言われたって、どうでもいい。自分自身を貫いて、突き進むだけだ。嫌われる可能性がある。周りに嫌われるかもしれない。そんな可能性の話をしたって、考えたってしょうがないだろ。
まずはやりことだけだよ。俺はお客さんの夢と希望を背負ってるんだ。決して、媚売ってるわけでも、ない。どう見えたっていい。何言われたっていい。ただ、俺の意思は理解してくれ。その時間を、その瞬間を、本気で、楽しんで、笑顔になってほしいだけだ。
誰に何言われようと、俺は、ノーコメントを貫いて、大事な時にビシッと、重みのある深いコメントを残す、SANADAさんが大好きだよ。関係ねえ。周りに何言われても。どんなこと言われようと、ブーイングされようと、嫌われようと、関係ない。やってるのは、自分自身だろ。
……俺は、そんな、ずっと自分自身を貫いてるSANADAさんが、本気でかっこいいと思うよ。（※控室に戻ろうとするが立ち止まって）この勝ちは、ただの勝ちじゃないから。この先に、必ずつなげる」

SANADA「（※後頭部をアイシングしながら姿を見せ、フロアに座り込む。何か言おうとするも、しばらく言葉が出てこない）…………………………（※外道が姿を見せ、座り込んでるSANADAの肩を軽く叩き、何やら耳打ちをする）……………………（※軽くうなずくSANADA。外道が手招きするような合図をすると、SANADAは外道の手を借りて立ち上がる）………………（※外道が小声で『レッツ・ゴー』と言うと、そのまま外道とともに控室の方に向かっていった）」

＜写真提供：新日本プロレス＞