【新日本】藤田晃生&ロビー・イーグルスがSJTL初制覇「TMDKの時代が来た」ジュニアタッグ戦線に新たな波乱

新日本プロレスは11月4日、大阪府立体育会館にて『POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2024~』の最終戦を開催。メインイベントで行われた『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2024』の優勝決定戦には、Aブロック1位のロビー・イーグルス&藤田晃生とBブロック代表の昨年度覇者Catch 2/2(TJP&フランシスコ・アキラ)が激突した。

試合序盤から互いに連携技と独自のテクニックを駆使して応酬を繰り広げた。藤田のジャーマンスープレックスや、Catch 2/2のクラウンズアップセントーンなど、高度な攻防が続き、観客を魅了。藤田はTJPの逆襲にも耐え抜き、場内に「藤田」コールが巻き起こる場面もあった。

終盤、藤田とイーグルスは連携技「スウィートバスター」でTJPを沈め、ついに3カウントを奪取。イーグルス&藤田が歓喜の初優勝を成し遂げた。試合後、Catch 2/2のアキラが敗北を認め、藤田と握手を交わした。

イーグルスは「オーサカ、ミナサン、カッタゾーー!」と日本語で勝利を宣言。続いて藤田は「これでTMDKの時代が来たってこと、証明できたんじゃないか?」と、感謝と共に新時代の到来を宣言。

さらに藤田は「JET SETTERSと対戦する権利を得た」として、KUSHIDAとケビン・ナイトを呼び出し、東京ドームでの対戦を提案した。

その後、乱入したWAR DOGSのコナーズ&モロニーが乱入し、イスで滅多打ちしマイクで「WAR DOGSのいない『WRESTLE KINDGOM』なんてあり得ない!」と宣言。ジュニアタッグ戦線に新たな波乱を巻き起こした。

 

■試合後バックステージコメント

ロビー「(※テーブルに用意されていた祝杯用の缶ビールを手で払い落してイスに座り)6年もだぞ! 6年もかけてようやく頂点に立ち、皆にトップに立つに値するということを証明できたというのに、俺たちに一夜の称賛も浴びさせてくれないのか!(称賛を浴びたのは)たったの30秒だぞ、クソッタレが!!(※立ち上がって座っていたイスを投げつける)」

藤田「ああ……確かにな、お前ら(WAR DOGS)には負けたよ。だから、3WAYでも4WAYでも、チャンピオンが言うんだったら、俺たちはやってやる。だがな、オイ、今日は優勝したんだ。俺たちはここにいる。今日は優勝したんだ。それはねえだろ? お前らが次リングに立つ日、殺しにいってやるよ。な? 覚えとけよ」

アキラ「クソッ! クソッ、WAR DOGS! 去年モ(同じようなことを)シタ。クソーッ! F●ck! F●ck……F●ck……」

TJP「(※興奮するアキラに対して)いいか、今は文句をいう時じゃない。いいか? なぜなら、俺たちは約束をしたから。俺たちは決勝に帰ってくると約束した。そして帰って来れた。俺たちは優勝すると言った。そしてどうなった? この対戦はまだ終わっていないはずだ。
でも、いい。なぜならもう一つの約束があった。そして俺たちは『WRESTLE KINGDOM』に帰ってくる。聞いてくれ。俺たちはこの旅路、王者JET SETTERSに勝利したところから始まった。俺たちも元王者だ。あいつらは、俺たちがタイトルマッチへの切符を渡すのに値すると判断した。WAR DOGSはもうオーサカ出身とすべきだ。あいつらが劇的な何かをする時、必ずそれはオーサカで起こる。
これはただのジュニアヘビー級(タッグ)王座戦にはならない。俺たちも強気でいかないといけない。あいつらは当然そうしてくる。だから俺たちも強気でいくべきだ。レベルが上がったのなら、俺たちもそのレベルまでいくだけ。それこそ俺たちがやること。俺たちができることだ」

KUSHIDA「ケビン! それ(WAR DOGS仕様のIWGPジュニアタッグのベルト)、もう必要ないよ、俺たちに。必要ねえ!」

ケビン「WAR DOGS、お前らが欲しいのは(WAR DOGS仕様の白い革のIWGPジュニアタッグ王座を示して)これか? これを奪うために来やがったのか!? なら、くれてやるよ!(※と言って投げ捨てる)。俺たちはまだ王者だ。お前らの王座なんていらねー。俺たちこそが、(※黒いIWGPジュニアタッグ王座を肩にかけ、手をやり)元祖王者だ」

KUSHIDA「(※英語で)その通り!」

ケビン「『WRESTLE KINGDOM』で……(※怒りで深いため息をつく)」

KUSHIDA「(※英語で)お前ら、この王座に挑戦したいのか?(※と言って立ち去る)」

ケビン「俺たちがまだ王者だ」

コナーズ「聞いたか? 聞こえるだろ? ヒット・エンド・ラン、ヒット・エンド・ラン、ヒット・エンド・ラン、ショットガンの音が! いい仕事するじゃないか」

モロニー「あれはよかった」

コナーズ「最高の仕事だ。『SUPER Jr. TAG LEAGUE』決勝戦の後、誰の曲が流れた? WAR DOGSの曲だ! なぜなら今も、これまでも、永久にこの階級を支配するのは俺たちだからだ!」

モロニー「まぐれ勝ちってのはただ積み重なっていくだけ。英語の計算は得意じゃないんだ。『SUPER Jr. TAG LEAGUE』を自分の最高の相棒、あるいはキョウダイと優勝するなんて」

コナーズ「キョウダイ」

モロニー「俺は寝ながらだってできる。だからお前ら、『WRESTLE KINGDOM』でどうだ? そのベルトは、WAR DOGSの手の中にあるのが一番しっくりくる。気分転換だ! 近いうちに会おう」

コナーズ「AND THAT’S MY DOGS FOR REAL」

モロニー「ワンワン」

<写真提供:新日本プロレス>

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加