【ノア】齋藤彰俊が引退試合の相手に丸藤正道を指名「彼の背中に三沢さんを感じている」
プロレスリング・ノアは11月6日、後楽園ホールで「STAR NAVIGATION 2024」を開催した。
『STAR NAVIGATION 2024』
日程:2024年11月6日(水)開始18:30開場17:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:916人
メインイベントではGHCヘビー級選手権の次期挑戦者決定戦が行われた。杉浦貴が丸藤正道を相手に23分41秒、フロントネックロックでレフェリーストップに持ち込み、清宮海斗の持つGHC王座への挑戦権を獲得した。
試合後のリングに齋藤彰俊が登場し、引退試合の相手として丸藤正道を指名。
齋藤は「俺にとって価値のある相手を決めました。常に対角線にいた。彼の背中に三沢さんを感じている」と語り、「NOAHのリングを下りる最後の対戦相手になってもらいたい」と訴えた。これに対し、丸藤は「心してあなたに引導を渡します」と力強く応え、会場は大きな歓声に包まれた。
【杉浦】「ようやく挑戦者決定戦決めて、スッキリこれで堂々と清宮の前に立てる。まずスッキリした。あとやっぱり齋藤さんの引退という舞台にGHCを見せれるというのが一番の俺の中の喜びです。絶対に勝って齋藤さんにベルト姿見てもらいたい。それだけですね。ありがとうございました」
【丸藤】「俺は今日の試合で精いっぱいだよ。若い時みたいに動けないかもしれないし、肉体も若い時より衰えてるかもしれないし。それでもやっぱり俺はプロレスラーとしてこのリングに立ってるし、プロレスラーと一緒に戦い続けた杉浦貴と今日戦えて、負けたけども、すごいうれしかったし、やっぱり強いパートナー、このベルトのパートナー、すげえ強い。さらに齋藤さんが俺を引退試合の相手に指名してくれた。今日負けたんだよ、俺は。負けたけど、齋藤さんのあの言葉、俺はすごい深く深く受け止めて、そして全力で齋藤彰俊を必ず叩き潰します。叩きのめしますよ。俺がこのリングに後悔のないように叩き潰します。他の言葉は終わってからだ」
【清宮】「杉浦さん、丸藤さん、最高の試合を見させていただきました。いつまでも見ていたい。そう思ったのが正直なところです。杉浦さん、自分は杉浦さんに特にNOAHの歴史を、その背中を見て感じさせてもらってきました。ただ、新しいNOAH、もっともっと高いところに持っていくには歴史と向き合って変えていかないといけないと思ってます。今日、齋藤さんがおっしゃったように最高の試合をして、齋藤さんが安心して引退できるような戦いを俺が見せます。名古屋、皆さん、楽しみにしてください」
「写真提供:プロレスリング・ノア」
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