【ノア】GHCジュニアヘビー級王座戦を控え王者ダガが挑戦者ベインを挑発「ガキどものトーナメントで勝っただけじゃないか」

 

プロレスリング・ノアは11月17日、愛知・名古屋ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される「齋藤彰俊引退記念大会 Deathtiny」の直前記者会見および調印式を実施した。

会見には、GHCジュニアヘビー級王座戦を控える王者ダガと挑戦者ドラゴン・ベイン、GHCヘビー級選手権に挑む王者清宮海斗と挑戦者杉浦貴、そして引退試合を行う齋藤彰俊と対戦相手の丸藤正道が登壇。各選手が大会への思いを語り、白熱したやり取りが繰り広げられた。

▼GHCジュニアヘビー級選手権試合
(第45代王者)ダガ vs (挑戦者)ドラゴン・ベイン

GHCジュニアヘビー級選手権試合では、ダガ(第45代王者)と挑戦者ベインがそれぞれの決意を表明。

ベインはN Innovationトーナメントで優勝した実績を引き合いに「N Innovationで自分の力を証明して俺はこのトロフィーを手に入れた。次はGHCジュニアのベルトを自分の腰に巻く番だ。俺はNOAHジュニアの未来だと思っている。そして未来である。と自信を見せ、「ダガ、今度の試合ではメキシカン同士の素晴らしい最高の戦いを皆さんに見せてやろうじゃないか。そして最後に俺は必ずこのベルトを手に入れて国に持って帰るから」と意気込んだ。ダガに対し、次なるターゲットがこのタイトルだと宣言するベインの言葉は力強く、会場に響き渡った。

これに対し、ダガは挑発的な態度で応酬。ベインのトーナメント優勝を「お前わかってないなぁ。こんなトロフィー獲ったところで何の意味もないんだよ。ガキどものトーナメントで勝っただけじゃないか。決勝戦なんて宮脇相手だろう? このベルトを持つのにふさわしいのは一人しかいないんだよ。ハッキリとわからせてやるよ。メキシカンで最高のレスラーは誰かってことを。俺なんだよ!」と断じ、続けて「ベイン、お前はまだ若い。若いからこそ、お前はこのことを理解していない。こんなトーナメントでトロフィーを獲得しても、何の意味もないんだ。NOAHのジュニアには経験豊富な選手が集まっているが、お前は今回のトーナメントでそれほど優れたレスラーと対戦していないだろ。決勝戦の相手は宮脇だぞ。(調印書を壇上から床に落として)ここに契約書があるが、こんなもの何も意味がない。俺がチャンピオンだから意味がないんだ。」と一蹴。さらに、決勝戦の相手は宮脇を引き合いに出しトーナメント優勝には意味がないと述べ、契約書を壇上から投げ捨て、「俺は王様だぞ。それはお前もわかっていることだ。チャンピオンは俺だけだ。ここにいるメキシコ人の中で、俺が一番なんだ」と語り、ベルトを高く掲げてベインをにらみつけ退席した。

ベインは最後に「名古屋では俺が必ずダガを倒し、あのベルトを手に入れてやる」と宣言。

熱い意志と確固たる自信をぶつけ合った両者のやり取りは、メキシコ出身の実力者同士の意地とプライドがぶつかり合うGHCジュニア戦の前哨戦として観客の期待を高めた。

『齋藤彰俊引退記念大会 Deathtiny』
日程:2024年11月17日(日)開始 15:00/開場 14:00
会場:愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

<写真提供:プロレスリング・ノア>

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