【Sareee-ISM】Sareeeと里村明衣子が引退前に一騎打ち「プロレス界を引き継ぐ闘いにする」
女子プロレスラーのSareeeは2025年1月23日(木)、東京・新宿FACEで開催される「Sareee-ISM ChapterⅥ」のメインイベントとして、里村明衣子とのシングルマッチを発表した。
これは、里村が2025年4月に引退を予定していることを受けて、5年ぶりに実現する一戦であり、Sareeeにとっては特別な意味を持つ試合となる。
Sareeeにとって里村は、2011年のデビュー戦で対戦した先輩であり、長年にわたって大きな影響を受けてきた存在だ。
会見でSareeeは、「いつか必ず里村さんとはシングルで闘わなければいけないと思っていました。今は1勝2敗なので、次でイーブンに持ち込みたい」と意気込みを語った。
また、里村はSareeeに対してビデオメッセージを送り、「トップ同士の戦い」として今回の対戦に期待を寄せた。
これまでSareeeは里村とのシングルマッチを3回経験しており、そのうち1回は2019年に勝利を収めている。
特に2022年にはWWE NXT UK女子王座への挑戦が予定されていたが、コロナ禍の影響で実現しなかった経緯がある。
Sareeeは、「里村選手の介錯人となり、プロレス界を私に任せられる存在であることを証明したい」と強い決意を示している。
「Sareee-ISM ChapterⅥ」
日時:2025年1月23日(木)19:00開始
会場:東京・新宿FACE 対戦カード:
▼スペシャルシングルマッチ(30分1本勝負)
Sareee vs 里村明衣子
▼第4試合
伊藤薫&岡優里佳 vs ボジラ&桃野美桜(30分1本勝負)
▼第3試合
彩羽匠 vs Chi Chi(20分1本勝負)
▼第2試合
ジャガー横田&田中きずな vs 堀田祐美子&叶ミク(20分1本勝負)
▼第1試合
しゃあ vs ビクトリア弓月(10分1本勝負)
会見では、Sareeeが「自分のやりたいことを全てやってきた」と語り、引退を控えた里村との対戦を「いいスタートを切るためにも大切な試合」と位置付けた。さらに、Sareeeは「この対戦を無駄にせず、全てを自分のモノにしたい」と意気込みを語り、対戦カードに対して強い責任感を持っていることを明かした。
また、Sareeeは「里村選手との闘いを通じて、自分の成長を証明したい」とコメントし、試合への準備を進める意気込みを見せた。
会見後には、2025年3月10日(月)に「Sareee-ISM ChapterⅦ」の開催も発表され、今後の活動にも注目が集まる。
Sareeeは、この特別なシングルマッチに向けて、引退を控えた里村との再戦を待ち望み、全力で挑む覚悟を示している。女子プロレス界の未来を担う戦いが、来年1月の新宿FACEにて繰り広げられる。
<写真提供:Sareee-ISM>