【新日本】L･I･J鷹木と辻が『WTL』初戦白星「3連覇してるゴトハシに、俺と陽太が勝った方が面白くねえか？」

新日本プロレスは11月19日、栃木県足利市のFUKAI SQUARE GARDENで『WORLD TAG LEAGUE 2024』の開幕戦を行った。

『WORLD TAG LEAGUE 2024』
日時：2024年11月19日 (火) 17:30開場18:30開始
会場：栃木・FUKAI SQUARE GARDEN 足利（足利市民体育館）
観衆：573人

第6試合ではL・I・Jの鷹木信悟と辻陽太は、NEVER無差別級王者である鷹木がベルトを掲げて堂々と入場。対するゼインとパートナーXとして登場した田口隆祐は、「イタダキマス」ポーズで対抗した。試合はゼインと辻のロックアップから始まり、スピーディーな攻防が展開された。

田口が試合に加わると、得意のヒップアタックで反撃を試みたが、鷹木は「こんなやつがXか！」と辛辣な言葉で一蹴。その後もL・I・Jの連携攻撃に田口とゼインは苦しめられた。ゼインのスピーディーな反撃で一時流れを掴みかけるも、鷹木と辻の合体攻撃が形勢を逆転させた。

終盤にはL・I・Jが田口に集中攻撃を浴びせ、辻のジーンブラスターでフィニッシュ。試合後、鷹木と辻は拳を突き上げて勝利の喜びを共有し、初戦を白星で飾った。

リーグ初戦を白星で飾ったL・I・Jコンビは、堂々たる滑り出しで他チームに存在感を示したと言える。

■試合後バックステージコメント

辻「俺たちはな、個々の力は強いかもしれない。でも、今日の試合を見る限り、やってみて、まだ足し算なんだ。タッグチームっていうのはこれをかけ算にしていかなきゃいけない。今日はたまたま、相手が弱かっただけだ」

鷹木「オイオイオイ！　“X”は田口かよ！　あの野郎、誰とでも組むなあ。ドラゴン・ダイヤと組んでみたり、アレックスと組んでみたり。“X”、もしかしたらオイ、TAKESHITAが来たらおもしろいと思ったけど、TAKESHITAとは東京ドームまでお預けだな。いや、その前に（12.15）ロングビーチでカードが組まれてたか。俺と陽太は、初出場だ。俺は4年ぶり。次の対戦相手は、横浜で？　後藤＆YOSHI-HASHIか！　“ゴトハシ”……何がゴトハシだ、オイ！　聞くところによるとアイツら、3連覇らしいな！　オイ、そんな3連覇してるゴトハシに、俺と陽太が勝った方が面白くねえか？　なあ、陽太は横浜出身、俺も横浜は大好きな街だ。縁もゆかりもあるからなあ、横浜で、いっちょ暴れてみようか。なーにが毘沙門だ！　毘沙門だか羅生門だか闘龍門だか知らねえが、そんな中華料理みたいな名前、この“ランペイジ・ドラゴン”が食っちまうよ！」

ゼイン「（※座り込む田口に）大丈夫か？　しっかりしろ。アアーッ。ニュージャパン、ニュージャパンプロレスリング。しばらくぶりだ。試合前に言ったとおり、今年、ランス・アーチャーはAEWのために参加できないと言っていた。彼がやるべきことをやらなければならないことはわかっていたし、俺自身も自分のやるべきことをやらなければならないとわかっていた。だから俺は記憶の引き出しの奥深くを探った。2022年の『BEST OF THE SUPER Jr.』でタグチの尻を叩いたとき、彼がニュージャパンプロレスリングで最もデリシャスな男だと思っていたんだよ。そして彼がチームに必要だとわかった。新たなフレーバーを『WORLD TAG LEAGUE』にもたらさないといけないんだ。ニュージャパンプロレスリングに全く新しい味付けを。今日は負けてしまったようだな、タグチ（※田口を起こす）」

田口「ソーリー」

ゼイン「だとしても、あんたは変わらずデリシャスだ。オイシイデス。俺たちは“FUNKY SAUCE”。ありがとう」

田口「納豆フレーバー。少し納豆」

ゼイン「ナットー？　好きか？」

田口「アイライクナットー」

ゼイン「次に向けて（※と言って、先に控室へ）」

田口「アレックスからけっこう前に、2人で『WORLD TAG LEAGUE』に出ようと、コスチュームを合わせて出ようという話をもらったんで、快諾しました。今年はバイクの事故とかいろいろありましたけど、こういった新しい、人との繋がりを……アレックスとは前に『BEST OF THE SUPER Jr.』で対戦してますし、いろんな人との繋がりを感じます。ここで何か新しいものを手に入れるとかそういうことじゃなくて、優勝を狙って出るからには、史上最低期待値の“X”でしょうけども、それを、世間の評を跳ね返して。ベイスターズも優勝しましたしね。下剋上……下剋上プロレスっすよ！　下剋上プロレス、見せてやりますか」

＜写真提供：新日本プロレス＞