【新日本】H.O.Tが非情な戦法で矢野組を粉砕！『WTL』波乱の幕開け「引退する棚橋レベルで弱ぇんだからよ、NEVER6メンのベルト返上しやがれ」

新日本プロレスは11月21日、千葉・船橋市総合体育館にて開催した『WORLD TAG LEAGUE 2024』第2戦のセミファイナルでは、矢野通＆ボルチン・オレッグ組がEVIL＆成田蓮組とBブロック公式戦で激突した。

『WORLD TAG LEAGUE 2024』
日時：2024年11月21日 (木) 17:30開場18:30開始
会場：千葉・船橋市総合体育館（船橋アリーナ）
観衆：565人

今大会では、NEVER6人タッグ王者の矢野＆ボルチンが、抗争を続けるH.O.T勢との対決に臨んだ。

試合開始直後からEVIL＆成田の奇襲が展開され、矢野は場外でイス攻撃を受け、ボルチンも客席に投げ込まれるなど、序盤から劣勢を強いられた。

H.O.Tは執拗な場外戦を繰り広げ、矢野を鉄柵や金具むき出しのコーナーに叩きつけるなど、試合を支配した。

中盤、ボルチンのショルダータックルで流れが変わり、成田をリング上で圧倒。

連携を駆使して反撃を試みる矢野＆ボルチンだが、H.O.Tはディック東郷を含むセコンド介入を巧みに利用。

場外乱闘やレフェリーの目を盗んだ攻撃で優位を維持した。

終盤、矢野はEVILをコーナーに自爆させ、逆転のチャンスを作るも、H.O.Tの執拗な介入が勝敗を左右した。

レフェリーを巻き込んだ混乱の中、東郷のスポイラーズチョーカーとEVILのマジックキラーが炸裂。

矢野から強引に3カウントを奪い、H.O.Tが初戦を白星で飾った。

■試合後バックステージコメント

EVIL「オゥシ、（※自分で拍手して）オイ、矢野、ボルチン、お前らよ、引退する棚橋レベルで弱ぇんだからよ、NEVER6メンのベルト返上しやがれ！　わかったか。よく覚えとけ。ハッハッハー！」

※成田はノーコメント

ボルチン「ハァ、いつものあの悪い反則のHOUSE OF TORTURE。悪いこと使って、なんでこんなに悪いんですか？　まぁプロレスだから、（相手が）悪いこと使っても、（自分たちは）絶対勝ちます。リベンジします。特に初めての『WORLD TAG LEAGUE』は絶対勝ちたいから。それだけじゃなくて、初めてだけじゃないし、矢野さんと棚橋さんとパートナーとしてNEVER6人タッグのチャンピオンだから。強いチームだから。次から勝ち続けられるように頑張りたいと思うんで、ちゃんとちゃんと次に次に。プロレスでああいうこともあるから、悪いことして。でも、絶対負けられないね。また頑張ります。ありがとうございました」

※矢野はノーコメント

＜写真提供：新日本プロレス＞