【新日本】田口＆ゼインが本間＆海野を撃破し逆襲の狼煙「大丈夫だ、イケる！」

新日本プロレスは11月27日、宮城県・夢メッセみやぎ本館展示棟で『WORLD TAG LEAGUE 2024』第7戦を開催した。

『WORLD TAG LEAGUE 2024』
日時：2024年11月27日 (水) 17:30開場18:30開始
会場：宮城・夢メッセみやぎ・本館展示棟 展示ホールＣ
観衆：701人

Aブロック公式戦4戦目にあたる第5試合では、開幕3連敗中のアレックス・ゼイン＆田口隆祐組が、好調な海野翔太＆本間朋晃組と対戦。連敗からの脱出を狙うゼイン＆田口にとって、負け越しが決まる崖っぷちの試合であった。

試合は田口と海野の対決からスタート。田口の巧妙な攻撃で流れをつかもうとするが、海野の冷静な対処で試合は一進一退の攻防が続く。本間とゼインの場面では、ゼインが持ち味のアクロバティックな技を披露する一方で、本間は力強いチョップやタックルで応戦し、会場を盛り上げた。

中盤、ゼイン＆田口は連携プレーを駆使して海野を追い詰めた。田口のユニークなヒップアタックやゼインの技巧的な打撃が次々と決まり、勝機を見出そうとする。しかし、海野は粘り強いエルボーとドロップキックで反撃。本間もこけしを狙うなど、一度は流れを引き戻す。

試合終盤、田口が場外で海野を妨害し、ゼインが本間に照準を合わせる。連敗脱出を目指す執念が込められたゼインの丸め込み技「オクラホマロール」が炸裂し、本間からスリーカウントを奪取。

ゼイン＆田口は公式戦4戦目にしてついに待望の初勝利を手にした。

■試合後バックステージコメント

ゼイン「やった、やったぞ！　２点だ、２点！（※田口とハイタッチを交わす）」

田口「ナイス！」

ゼイン「２ポイントが何を意味するかわかるかい？　この２ポイントが意味するところは……それは今夜、２つデザートが食べられるということだ！」

田口「オオ！」

ゼイン「デザートを２つもだぜ。食べたい、食べたいよ。まずは、勝利の甘味！　『WORLD TAG LEAGUE』で初めての勝利だ！　このツアー全体を通しても初めての勝利だ。とてもうれしい。止められない。もっとスイートが必要だ。今夜は２点と一緒に２つデザートをいただきます。タグチサン、素晴らしかった。ありがとう。ありがとう！　良いチームワーク。良いチームワークだ！」

田口「（※英語で）仙台のおいしいスイートは“ずんだ”だ」

ゼイン「ズンダ？　オオ、ズンダシェークは大好きだ！」

田口「マジック。１勝、２ポイント。（そしてこれから）４、６、８ポイント……」

ゼイン「大丈夫だ。イケる」

田口「スイーツパワー」

ゼイン「スイーツパワー、スイーツパワー！　毎晩、デザートを２つだ。イタダキマス！」

本間「翔太、ごめん……。いやあ、（カウント２で）返したと思ったんだけど……」

海野「最後の最後でやられましたね」

本間「ほぼほぼ攻めてたけど……」

海野「……油断してたわけじゃないけど、油断は大敵って……ことッスね。正直、勢い乗ってたよ。……たかが１敗しただけだ。なんだ、まだ２勝２敗、イーブンだろ。こっから……」

本間「ここでさ、止まってるわけいかないんだよ」

海野「いきましょう」

本間「優勝すんだろ!?」

海野「１回負けて、くよくよしてる場合じゃないッスよ。今日負けたのはしょうがない。相手の方が一枚上手だった。切り替えて……」

本間「次……」

海野「明日からの前哨戦、あさっての公式戦、全力で勝ちにいきましょう。まだあきらめてないッスよ。いくぞ、俺らは！」

＜写真提供：新日本プロレス＞