【新日本】EVIL＆成田、東郷乱入も絡めH.O.Tの非情な戦術がマイキー＆シェインを粉砕し『WTL』3勝目を強奪！

新日本プロレスは11月28日、茨城・リリーアリーナMITOで『WORLD TAG LEAGUE 2024』第8戦を開催した。

『WORLD TAG LEAGUE 2024』
日時：2024年11月28日 (木) 17:30開場18:30開始
会場：茨城・リリーアリーナMITO
観衆：696人

Bブロック公式戦第7試合では、元タッグ二冠王のマイキー・ニコルス＆シェイン・ヘイスト組と、EVIL＆成田蓮組が激突した。両チームとも2勝1敗で並ぶ中、上位進出を占う重要な一戦となった。

試合開始直後、EVIL＆成田は背後からニコルス＆ヘイストを奇襲。場外戦で徹底的に攻め込むと、ディック東郷の介入も絡めた非情な戦術で試合を支配しようとした。一方のニコルス＆ヘイストは、これに真っ向から反撃。チームとしての緻密な連携を駆使し、形勢を逆転させる場面も見せた。

中盤、成田はヘイストを腕ひしぎ逆十字やハーフハッチスープレックスで追い詰めたが、ヘイストは持ち前のタフネスで反撃。ニコルスへのタッチに成功すると、場内はその攻撃の嵐に沸いた。

EVILと成田を交互にラリアットでなぎ倒し、さらに連携技「エレクトリックブルー」を炸裂させるなど、終盤にかけて一気に試合を掌握する。

しかし、H.O.T（ハウス・オブ・トーチャー）の策はここからが本領だった。東郷の乱入を合図に、レフェリー不在の混乱を最大限に利用。イスや改良型プッシュアップバーを駆使した反則攻撃を繰り返し、ニコルス＆ヘイストの勢いを徹底的に削いだ。

最後は成田が、改良型プッシュアップバーを用いた一撃から「ダブル・クロス」を炸裂させて勝利を奪取。

混乱に乗じたH.O.Tの勝利に、観客席からは怒号が飛び交う中、成田はリング上で冷笑を浮かべていた。

■試合後バックステージコメント

※EVIL&成田はノーコメント

シェイン「（※股間を押さえながら）バカげてる！　もちろんこうなると思ってた」

マイキー「クソッタレが！（※と吐き捨てて、足早に控室に向かう」

シェイン「俺はチェーズ・オーエンズか？　俺のタマはどうなってる？　クソッタレが。お前は不正をして俺たちに勝った。こうなることはわかっていた。やってくると思った。HOUSE OF TORTUREのことだ、すぐにわかった。お前らの得意なことだ。でもTMDKにはもっと得意なことがある。それは倒れても、弾むボールのように戻ってくること。俺たちは弾んで戻り続けるぜ、ベイベー！　次は必ず獲る。クソッ！　タマが……」

＜写真提供：新日本プロレス＞