【新日本】『WTL』オーカーン&HENAREがIWGPタッグ王者の意地を発揮しマイキー&シェインを撃破「ヤングバックスを必ず処刑する!」
新日本プロレスは12月1日、大阪府立体育会館・第2競技場(エディオンアリーナ大阪)で『WORLD TAG LEAGUE 2024』第10戦を開催した。
『WORLD TAG LEAGUE 2024』
日時:2024年12月01日 (日) 17:00開場18:00開始
会場:大阪・大阪府立体育会館・第2競技場(エディオンアリーナ大阪)
観衆:951人(札止め)
メインイベントのBブロック公式戦では、グレート-O-カーン&HENARE組がマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組を下し、IWGPタッグ王者としての貫禄を示した。
ニコルス&ヘイストは11月の大阪大会でIWGPタッグ王座を奪われた因縁の相手に再挑戦。開始早々、オーカーンは観客の声援を背に、グラウンド戦やモンゴリアンチョップで主導権を握ったが、ヘイストも激しい逆襲を見せた。
試合中盤からは両チームの連携が際立ち、特にニコルス&ヘイストのトレイン攻撃は圧巻だった。しかし、オーカーンの冷静な判断とHENAREの粘り強さが勝敗を分けた。
終盤、オーカーン&HENAREはIMPERIAL DROPでヘイストを沈め、王者としての強さを証明。
試合後、HENAREは「この『WORLD TAG』で誰が相手でも俺たちが世界最強のチームだ!」と熱いマイクを披露。
続けてオーカーンは「ヤングバックスを必ず処刑する!」と、新日本の誇りをかけた宣言で場内の歓声を浴びた。
試合後のリングには両チームの緊張感が漂い、ニコルスとHENAREが額を突き合わせる場面もあった。
敗れたニコルス&ヘイストは悔しさをにじませつつも、再び挑戦の機会を狙う構えを見せた。
オーカーン&HENAREは、IWGPタッグ王者として引き続きリーグ戦を牽引する存在であり、1.4東京ドーム大会に向けたさらなる戦いにも注目が集まる。
■試合後バックステージコメント
HENARE「(※マオリ語で何かを言って)オーカーンは試合後すぐに女の子たちがたくさん乗ってるバスに乗って行ってしまった。まあ、いい。俺たちのマナがシェインたちを……シェイン、マイキー……俺たちの曽祖父たちは共に塹壕で闘った。銃撃戦で多くの友人たちを亡くした。お前たちの曽祖父と俺の曽祖父は共に頂点に立った。そしてお前たちは今日も、力を出し尽くした。お前たちは世界で最強のタッグチームの一つだ。俺たちが、『WORLD TAG LEAGUE』を制した後、そしてヤングバックスを仕留めた後、お前たちにまた試合をするチャンスを与えるべきだと感じた。ヤングバックスに勝利した後は必ず……チャンスを与える。約束する」
※オーカーンはノーコメント
シェイン「俺は算数が苦手だし、点数がどうなってるのかわからねえ……」
マイキー「俺はコメントなんかねえ。クソッタレが、また負けた!」
シェイン「もう少しだった。もう少しのところで仕留められた。前よりもいいところまでいけた。俺は算数が苦手だし、勝ち点のことはわからない。けれど、TMDKにとってあまり良い状況ではなさそうだ。緊張はしなかった、ただ負けた。サイテーだ。でもこれで……(※と言って下を向き)こうはならない。TMDKはとにかく上へ、上へ勢いを作っていくんだ。上へ、上へ、上へ、上へ……。ああ、悲しいよ。俺は楽しい男。悲しい男じゃないはずなのに……」
<写真提供:新日本プロレス>