【新日本】SANADA＆ゲイブが激しい攻防を制しゼイン＆田口を破る「俺はSANADAにイラ立っていた。だが今はどうだ？」

新日本プロレスは12月2日、高知県民体育館で『WORLD TAG LEAGUE 2024』第12戦を開催した。

『WORLD TAG LEAGUE 2024』
日時：2024年12月2日 (月) 17:30開場18:30開始
会場：高知・高知県民体育館
観衆：941人

Aブロック公式戦では、アレックス・ゼイン＆田口隆祐組（2勝3敗）とゲイブ・キッド＆SANADA組（3勝2敗）が対戦。ゼイン＆田口組は勝利すれば勝ち越しが決まり、敗北すれば負け越しが決まる生き残りをかけた重要な一戦となった。

試合開始直後、BC WAR DOGSはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、SANADAは田口を場外に投げ、ゲイブ＆SANADAはゼインにダブルブレーンバスターを決める。ゼインはすぐに反応し、コークスクリューセントーンで反撃を開始。ゼイン＆田口組はゲイブに対して、連携技を次々に繰り出し、場内を沸かせた。

その後、試合は激しい場外戦へと展開。ゲイブはゼインを観客席に投げ、SANADAは田口を攻め立てる。ゼイン＆田口は一時的に反撃の糸口をつかみ、ゼインはゲイブをフェンスに固定し、ローリングギロチンを決める。リング内に戻ると、ゼインはSANADAにバイシクルキックを放ち、連携攻撃を繰り広げた。

しかし、ゲイブ＆SANADA組の反撃は鋭かった。SANADAは田口にスタンディングドラゴンスリーパーを仕掛け、ゼインを場外に追い出す。ゼインは必死にカットに入るも、ゲイブは強烈なラリアットでゼインを圧倒。その後、ゲイブは田口にブレーンバスターを狙うが、田口はこれを回避し延髄斬りで反撃する。

試合はさらにヒートアップし、SANADAは田口にシャイニングウィザードを決め、続けてデッドフォールを狙う。しかし、田口はラ・マヒストラルで返すものの、SANADAはカウント2で返し、急所蹴りから一気にデッドフォールを決め、3カウントを奪った。

■試合後バックステージコメント

ゲイブ「イタダキマス……。イタダキ？……やってみやがれ！１勝２敗の時、俺はSANADAにイラ立っていた。だが今はどうだ？４勝２敗。いいじゃないか。このまま行くぞ」

※SANADAはノーコメント

ゼイン「（※田口に対して）大丈夫だ、大丈夫。WAR DOGS、OK（※額の汗をぬぐい、匂って）お前たちの味のタイプがわかった。どんなタイプの味なのかがわかったぞ。美味しかったよ。オイシイデス。
わかるか、WAR DOGS？　俺たちは威勢のいい小型犬だ。そして俺たちは、そのWAR DOGSの味が大好きだ。勝っても負けても、引き分けでも関係ない。『WORLD TAG LEAGUE』は敗退かもしれないけど関係ない。勝ち点が何点でも関係ない。
なぜなら重要な点は……WAR DOGS、お前たちと遊ぶ方法がわかったからだ。威勢のいい小型犬はお前たちとの遊び方が分かった。次、遊ぶ時は……次の試合では、お前たちを生きたまま食ってやる」

田口「いただきます……」

ゼイン「（※少し遅れて）イタダキマス……」

＜写真提供：新日本プロレス＞