【大日本】菊田一美が打倒杉浦透を果たし、新日本・ノアの年明けビックマッチに負けない“デスマッチ二冠戦”を明言「新春の花火は俺たちが上げる!」
12月9日、東京・後楽園ホールで開催される大日本プロレスの注目カードとして、プロレスリングFREEDOMSの現王者・杉浦透とのKING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP戦に挑む菊田一美が、タイトル戦に向けた意気込みとこれまでの歩みを語った。デスマッチ路線に挑戦し、大きな変化を遂げた菊田の言葉からは、覚悟と進化を垣間見ることができた。
大日本プロレス後楽園ホール大会
日時:2024年12月9日(月)17:30 開場18:30 開始
会場:東京・後楽園ホール
▼KING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP
ガラスボード+蛍光灯+αデスマッチ
時間無制限1本勝負
<第21代王者>杉浦透 VS<挑戦者>菊田一美
※3度目の防衛戦
①FREEDOMS杉浦透とのタイトル戦への意気込み
――デスマッチ路線参入後、初めてとなる大一番が控えていますね。12月9日(月)の後楽園ホール大会で、FREEDOMSの杉浦透選手との一騎打ちが決まりましたが、今の心境を教えてください。
「杉浦選手がFREEDOMSの看板を背負っているのは分かっています。その大事な舞台(11月13日後楽園ホール)でメインで勝ってハッピーエンドを迎える時に襲撃して挑戦表明したときの空気は忘れられません。まるで“テロリスト”が現れたかのような、独特の緊張感があったんです。それを大日本プロレスのリングでぶつけられるのは楽しみですね。」
菊田一美。
昨日はFREEDOMSの会場で舐めたマネしてくれたわ。KFC王座に挑戦したいならさせてやるよ
ただし大日本プロレスのリングでだ。
ダムズの大事な大会を荒らしてくれた分全部やり返してやるよ。
俺は菊田一美を絶対に許さないから。#pw_freedoms #bjw pic.twitter.com/fbRrCXYaIl— 杉浦透”絶好調”サンテラス乙川マン (@sugiuraman_106) November 14, 2024
――今回、FREEDOMSの王座を大日本のリングで争うことになりました。この一戦への意気込みは?
「FREEDOMSのタイトル戦が大日本のマットで行われるのはおそらく初めてだと思います。それを実現できたのは、デスマッチ路線に挑戦してきた自分の動きがあったからだと思っています。ホームでこの戦いを迎えられるのは、大日本ファンにとっても特別な試合になるはずです。」
②因縁深まる王者・杉浦の印象
――杉浦選手に対してどんな印象を持っていますか?
「力が強い選手ですよ。身体能力も高く、試合でぶつかってその強さを改めて感じました。キャリアを重ねて防衛を繰り返す中で、FREEDOMSを代表する存在になっていますね。ただ、デスマッチで流した血と魂では、こちらも負けていないつもりです。」
▼11月26日新木場大会での杉浦のマイク
新木場大会第4試合終了後、因縁深まる杉浦透と菊田一美の乱闘が発生。
両者は12/9(月)大日本プロレス後楽園ホール大会でのKING of FREEDOM WORLD王座戦開催、ガラスボードを使用するデスマッチ形式で合意した。🔻12/9後楽園ホール大会の情報はこちら🔻https://t.co/VJT1krt7bD#bjw#pw_freedoms https://t.co/bO9QcmZ9G8 pic.twitter.com/yvbSJKszUF
— 大日本プロレス BJW Official (@BJWOfficial) November 26, 2024
――この試合を通じてどんな姿を見せたいですか?
「杉浦選手のタイトルを奪取して、大日本のリングでその価値を証明したいですね。デスマッチファイター同士の戦いがどれだけ熱いものか、ファンの皆さんと共有したいです。この一戦、魂を込めて闘います!」
③デスマッチ路線参入後、自身の変化は?
――デスマッチへの挑戦を続けていますが、”デスマッチアイテム職人”から実際にその世界に足を踏み入れてどんな景色が見えましたか?
「最初は、まさか自分がやるとは思っていませんでした。でも一歩踏み込んでみたら、『こんなことをやっていたのか』と驚きましたね。ストロングの激しさとはまた別の痛みがあるんですよ。特に“切れる痛み”は初めての感覚で、これは経験しないと分からないものだと実感しました。」
――ご自身の中で何か大きな変化はありましたか?
「そうですね、団体を引っ張っていこうという気持ちがさらに強くなりました。選手がいなくなることもありますが、自分が残った以上、大日本を支えていく責任があると思っています。後輩の石川勇希も怪我で引退しましたが、彼も『菊田さんがもっと上に立ってほしい』と願ってくれていました。その言葉を胸に、団体を前進させるために自分がやるべきだと感じています。」
――大日本プロレスを背負う覚悟がより明確になったと。
「はい。今、自分が動かなければこの状況は生まれなかったと感じています。デスマッチへの挑戦を通じて、選手としても団体の一員としても成長していきたいですね。」
④王座獲得後の目標
――今回、杉浦透選手から王座を奪取したら、その後の展望はどう考えていますか?
「タイトルを取れば、一気にトップに駆け上がれると思います。それに、うちの神谷選手やFREEDOMSの選手たちも黙っていないでしょう。こうした交流が続けば、さらに面白い展開になると思います。例えば、大日本とFREEDOMSの両方のタイトルを賭けたダブルタイトルマッチなんて夢もありますからね。」
――ダブルタイトルマッチが実現すれば、ファンにとっても大きな楽しみになりそうです。
「そうですね。デスマッチにおける二冠戦なんてとんでもないことだと思います。新春の大会でそんな試合が組まれたら、夢のような光景ですよ。もちろん、両団体の選手もファンも熱くなりますし、それくらいの大きな目標を掲げていきたいですね。」
――新たな挑戦がどんな未来を切り拓くのか期待しています。
「ありがとうございます。とにかく結果を出して、デスマッチをさらに盛り上げられるように闘います!」