【ノア】潮崎豪が豪腕ラリアットで永田裕志を撃破!永田「俺に勝つのが10年遅えんだよ」

プロレスリング・ノアは12月19日、東京・後楽園ホールで「STAR NAVIGATION 2024〜TRIPLE SUMMIT〜」を開催し、観衆1,205人を集めた。

『STAR NAVIGATION 2024〜TRIPLE SUMMIT〜』
日程:2024年12月19日(木)開始18:30 開場17:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,205人

第6試合にはLIMIT BREAK提供試合として潮崎豪と永田裕志(新日本プロレス)がシングルマッチで対戦した。この試合は潮崎が永田に雪崩式ブレーンバスターを決めた後、間髪入れずにゴーフラッシャーを放つなど、激しい攻防が繰り広げられた。

終盤、永田が潮崎に白目式腕固めを仕掛ける場面もあったが、潮崎が打撃戦を制し、豪腕ラリアットからの片エビ固めで17分13秒の熱戦を制した。

<試合結果>

▼第6試合・LIMIT BREAK提供試合/シングルマッチ
潮崎豪 〇 vs 永田裕志 ×(新日本プロレス)
17分13秒 豪腕ラリアット → 片エビ固め

試合後、潮崎はバックステージで感慨深げに語った。

「今日は3大ブランドの大会で、こうやってね、自分にとって意味のある、そしてLIMIT BREAK旗揚げ戦で戦った永田裕志選手と戦えたことは自分にとって思い入れもありますし。ここでたった1勝目でも(白星を)つけることができましたよ。でもね、永田裕志56歳。最年長56歳か。元気だね。敗れてもなお『俺に勝つのは10年遅いよ』って言いやがったよ(笑)。そうだね。でも、この1勝を俺は大事にして、次なる戦い、次なるステップに進んでいきますよ。そしてLIMIT BREAKの戦いをもっと見せてやる。I AM NOAH」

潮崎が語るように、今回の勝利は永田との過去の因縁を経た重要な一戦であった。LIMIT BREAK旗揚げ戦でも相見えた二人が再び交錯し、潮崎が一歩前進した形だ。

一方、敗れた永田は試合後も堂々と振る舞い、以下のコメントを残した。

「効いたぜ」

12年ぶりのシングルマッチについて問われると、次のように続けた。

「潮崎、俺に勝つのが10年遅えんだよ。ちょうど10年前の夏まで俺はこの団体のGHCのベルトを獲った。もし潮崎があの時いたら、ヤツにベルトを獲り返されたかもしれない。そんなことを試合終わって考えましたけどね。腐っても永田裕志。あれから10年経って、今じゃメジャーグランドスラマーとして潮崎の前に立った永田裕志はどうだった? まだまだいけるっていうのを今日見せられたかなって。それだけですね。これは今現在、永田裕志最大の強がりです。潮崎はあれから12年経って俺に初勝利した感想はどうだよ? 10年遅えよ。ゼアッ(と敬礼ポーズ)」

56歳という年齢を感じさせないファイトを見せた永田の健闘もまた、会場を沸かせる大きな要因であった。

この試合は潮崎が次なるステージへの布石を打ち、永田が自らのプライドを示すという意義深いものとなった。

<写真提供:プロレスリング・ノア>

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