【WWE】中邑真輔、LAナイトを急襲し存在感を示す!新ブラッドラインとの関係に注目
世界最大のプロレス団体であるWWEのスマックダウン大会が12月20日(日本時間21日)、コネティカット州ハートフォードのXLセンターで開催された。この日の注目は、US王者・中邑真輔が見せた突如の乱入劇であった。
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試合は、ソロ・シコア、タマ・トンガ、ジェイコブ・ファトゥの「新ブラッドライン」組と、LAナイト、アンドラデ、アポロ・クルーズの6人タッグマッチで展開。新ブラッドラインを相手に奮闘するナイトたちのチームワークが光り、場内の熱気は試合序盤から最高潮に達していた。
試合中盤、ナイトが場外に飛び出して相手を攻撃するタイミングで、リングサイドに黒い影が現れた。その正体は中邑真輔であった。ダークなコスチュームに身を包んだ中邑は、目にも止まらぬ速さでナイトに接近。
勢いをつけたキンシャサをボディーに叩き込むと、ナイトは実況席付近まで吹き飛ばされ、しばらく起き上がることができなかった。
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この一撃によりナイトのペースが狂うと、新ブラッドラインの勢いが復活。シコアがアポロ・クルーズを捕らえ、強烈なヒップアタックやサモアンスパイクで仕留めて勝利を収めた。結果的に、中邑の乱入は新ブラッドラインの勝利に繋がる形となったが、試合後の勝利セレモニーには加わらず、リングサイドから静かに立ち去った。
中邑の行動についてはさまざまな憶測が飛び交っている。「ナイトへの私怨からの行動だ」との見方もある一方で、「新ブラッドラインとの共闘を示唆しているのではないか」との意見もある。スマックダウンを中継したABEMAの解説でも、「単独行動として見るのが妥当だろう」との指摘があったが、その真意は不明だ。
中邑は以前より、「俺は迫りくる運命だ。逃れることなどできぬ」とナイトに向けて挑発的なメッセージを送っており、今回の急襲もこの流れを受けたものと考えられる。しかし、新ブラッドラインとの関係性については、いまだ多くの謎が残されている。
1月1日には、中邑がプロレスリング・ノアの日本武道館大会で佐々木憂流迦と対戦する予定も控えている。その動向から目が離せない状況が続いている。
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