【新日本】鷹木信悟が胸躍らせるTAKESHITAとの大一番を前に激白「勝利だけは譲れない」

新日本プロレスは2025年1月4日、東京ドームで『WRESTLE KINGDOM 19』を開催する。注目のNEVER無差別級選手権試合で王者・鷹木信悟が挑戦者KONOSUKE TAKESHITAとの対決に臨む。本大会ではAEWインターナショナル王座が絡む可能性もある中、鷹木は「東京ドームで最高の試合を届けたい」と意気込みを語った。また、対戦相手のフィジカル面を高く評価する一方で、新日本プロレスの新世代選手や今後のタイトル戦線についても言及。「2025年は団体を超えた挑戦も視野に入れ、さらに自分の色を強く打ち出していく」と抱負を語り、大舞台への意気込みを見せた。

■KONOSUKE TAKESHITAとのNEVER無差別級選手権試合への意気込み


©新日本プロレス

――1月4日のKONOSUKE TAKESHITAとのNEVER無差別級選手権試合に向けた意気込みをお聞かせください。

KONOSUKE TAKESHITA選手との対戦が決まって、もう本当にテンションが上がっています。彼とリングで対戦すること自体がものすごく興奮するし、特に東京ドームという舞台での一戦は、自分にとっても大きな意味があります。今年のG1で彼が見せたインパクトや、これまでの彼の活躍を見てきた中で、この試合はどんな内容になるのか、自分でも楽しみにしています。

――TAKESHITA選手のG1での印象をお聞きしたいのですが。

G1での彼のインパクトは強烈でした。あの試合ぶりを見て、すごく注目しましたね。特に、彼のフィジカル面が素晴らしい。日本人離れした体格と、それに加えて動ける技術もある。最近の日本人選手であそこまで大きくて、しかも動ける選手は少ないと思います。彼は空中技や投げ技、打撃技をバランスよく使えるので、どこに隙があるのかを見つける事が本当に難しいです。


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――そのような難攻不落な相手に対して、どう戦うかという戦略はありますか?

やっぱり、そういった選手に対しては戦略をしっかり練らなければいけないですね。TAKESHITA選手はフィジカルが強いだけではなく、試合の流れを掴む力もあると思います。だから、逆に僕自身もその流れを変えるためにどう動くか、そこが楽しみでもあります。僕の方が少しだけ経験が多いかもしれませんが、それでも彼との一戦は非常に楽しみですし、似たような感覚を感じます。

――お互いに似たような感覚を感じる部分があるともおっしゃっていましたが、それはどういう意味でしょうか?

世代は違うけど、プロレスに対する感覚がどこか似ている気がします。13歳も年齢が違うんですが、どこか「匂い」を感じるというか。彼のプロレススタイルには、僕が昔から大切にしている部分が共鳴するところがあります。お互いに限界を超えていく感覚があり、そのぶつかり合いがどうなるのか、本当に楽しみです。特に東京ドームという大舞台で、それがどんな試合になるのか、想像するだけでワクワクしますね。

 

■東京ドームでのダブルタイトル戦の可能性

――東京ドームという舞台に関してはどう感じていますか?

東京ドームで試合ができるということは、やっぱり大きなモチベーションになります。試合順とかタイトルの有無に関係なく、TAKESHITA選手とのシングルマッチが実現すること自体が嬉しいですね。もちろん、タイトルがかかっている方が試合に重みが出ますが、シンプルにこのカードが実現したことが、すでに自分の中で大きな意味を持っています。

――もしTAKESHITA選手がAEWインターナショナル王者だった場合、ダブルタイトル戦になる可能性がありますが、その点についてはどうですか?

もしそれが実現するのであれば、間違いなくダブルタイトル戦にしたいですね。自分としては、やるからにはその方が盛り上がるし、ファンにも喜んでもらえると思います。それに、ダブルタイトル戦という形で戦えることは、間違いなく自分にとっても刺激になりますし、これ以上ない舞台で戦えることに感謝しています。

――ファンの期待も大きい試合です。最終的にどんな試合にしたいと考えていますか?

どうせなら最高の試合にしたいですね。ファンにとって最高の試合を届けることが大切だと思っています。そのためには、どんな状況でも自分の全力を出し切って戦いますし、TAKESHITA選手との一戦は絶対に忘れられないものにしたいです。ただ、勝利だけは譲れないですね。

 

■王座防衛となった場合、今後の描く防衛ロードとは?

――2025年の展望についてお聞きしたいのですが、もし王座を防衛した場合、今後の防衛ロードはどう描きたいですか?

具体的な防衛ロードについてはまだしっかりとは考えていませんが、個人的にはこれからどんな挑戦者が現れても、無差別級の王者としてその枠に囚われることなく、挑戦を受け入れたいという思いがあります。2024年でちょうどデビュー20周年を迎えたので、無差別級のタイトルをさらに広げていくことに興味があります。日本国内外問わず、団体を越えて、無差別級のチャンピオンとして様々な対戦をしていきたいと思っています。

――SNSでのファンからの反応も大きいと思いますが、そのような対戦は面白いかもしれませんね。

そうですね。ファンの皆さんからの反応があることで、僕自身もよりワクワク感を持ちながら取り組めると思います。過去には石川修司選手のような大きな選手との対戦や、ジュニア時代に一緒に戦った仲間たちとの再戦もありましたが、どちらも刺激的で面白い試合でした。今後は色々なタイプの選手と対戦し、さらに幅広い試合を展開していきたいです。

――今後はその幅広い戦いを描く中で、タイトルを守り抜くという意気込みが感じられますね。

この防衛戦を乗り越えた先には、もっと自分の色を強く打ち出し、このベルトをさらに発展させていきたいと思っています。タイトルを守ることが最も重要ですが、それ以上に自分のスタイルを貫いていきたいですね。防衛戦だけでなく、試合を通じてどれだけファンの期待に応えることができるか、その手応えを感じることが何よりも大切です。


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