【ガンプロ】まなせゆうながMICHIKOに敗れ屈辱のKITSUNE王座陥落！YuuRIが挑戦表明も、まなせもリマッチ要求

　今年4月に新体制となったガンバレ☆プロレスが12月27日、東京・新宿FACEで年内最終戦「いつかギラギラする日2024」を開催した。KITSUNEワールド王者のまなせゆうながMICHIKO（GLEAT）に敗れ、屈辱の王座陥落。YuuRIが挑戦の名乗りを挙げたが、まなせもリターンマッチを要求する事態となった。

　まなせは今夏の米国遠征で同王座を奪取し、これが初防衛戦。MICHIKOはかつてセンダイガールズ、スターダムに籍を置き、センダイガールズワールドタッグ、アーティスト・オブ・スターダム王座を腰に巻いたことがある実力者。

　MICHIKOは序盤から鉄柱攻撃、客席のイスにぶん投げるなど手荒い攻め。さらに腕決め式ヘッドロックで締め上げる。ビッグブーツを連打すると、まなせはバックフリップ、バックドロップもカウントは2。

低空ラリアットもMICHIKOが切り返して丸め込む。まなせが強烈なラリアットを叩き込むも、MICHIKOはツームストーン・パイルドライバーで仕留めた。試合後、YuuRIがMICHIKOの前に立ち、視殺戦を繰り広げた。

　ベルト奪取に成功したMICHIKOは「シングル初ベルトです。シングルだろうがタッグだろうが、GLEATのために獲れれば何でもいい。どんなベルトでも何でもいい。次、ガンプロの1・13新木場、まなせ、あんたとのシングルはタイトル絡んでる絡んでない関係なく、もう1回やりたい。悔しかったら私にトドメ刺しに来いよ。新木場、私が出るかどうかわからないけど、スケジュール空けてるんで、いつでも組んでください」とまなせとの再戦を口にした。

　コメントブースに現れたYuuRIは「まなせさんが負けてしまって、自分が獲るしかないでしょう。まなせさんが負けて、誰が獲りに行く？　自分に挑戦させろ。絶対にKITSUNEのベルトを獲って、まなせさんの仇を討つ」と挑戦表明。

　まなせは「私、過去に東京女子のときにシングルベルト（インターナショナル・プリンセス）を持ったことがあるんですけど、そのときも防衛できなくて。今回もKITSUNEのベルト、初防衛戦で…。1月に（ガンジョ＆KITSUNEの）コラボ興行が決まってるのに、ベルト落としてしまって。KITSUNEのベルトを獲り返しに行く。YuuRIが仇を取る？　そんなのまだ早いんだよ。私がしっかり獲るからな。私はYuuRIより、まだ強くなきゃいけなんだ。MICHIKO、挑戦させろ！」とリマッチを強く望んだ。

　まなせとYuuRIの2人がMICHIKOへの挑戦の名乗りを挙げたが、果たしてどうなるのか注目が集まる。

ガンバレ☆プロレス
「いつかギラギラする日2024」
12月27日（金）　東京・新宿FACE（18：30） 観衆380人（満員）

1．20分1本勝負
前口太尊＆●川上翔大（12分37秒、体固め）神崎ユウキ〇＆Daisuke®
※フィッシャーマンズ・バスター

2．30分１本勝負
趙雲子龍＆春日萌花＆●HARUKAZE（10分18秒、片エビ固め）PSYCHO＆YuuRI〇＆バニー及川
※スワントーンボム

3．中村宗達デビュー2周年記念試合　30分１本勝負
大家健＆●中村宗達（10分30秒、片エビ固め）藤田ミノル＆木高イサミ〇
※垂直落下式ブレーンバスター

4．KITSUNEワールド選手権試合　30分１本勝負
＜王者＞●まなせゆうな（12分24秒、体固め）MICHIKO〇＜挑戦者＞
※ツームストーン・パイルドライバー。まなせが初防衛に失敗。MICHIKOが第3代王者に

5．30分１本勝負
高岩竜一＆入江茂弘＆＆〇和田拓也（17分54秒、アサルトポイント）ハートリー・ジャクソン＆岩崎孝樹＆レッカ●

6.スペシャルシングルマッチ　60分１本勝負
●勝村周一朗（18分44秒、ジャックナイフ式エビ固め）ディック東郷〇

7．スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権試合　60分１本勝負
＜王者＞●石井慧介（18分13秒、片エビ固め）今成夢人〇＜挑戦者＞
※ラリアット。石井が5度目の防衛に失敗。今成が第8代王者

＜写真提供：ガンバレ☆プロレス＞