【DDT】AEWインター王者TAKESHITAが善戦健闘の飯野雄貴に圧巻の凱旋勝利！「納谷、飯野、毎試合、今日のこの気持ち忘れんな」

　DDTプロレスが1月3日、東京・後楽園ホールで年始興行「新春☆ドラマチックパレード2025～答え合わせは一年後～」を開催した。AEWインターナショナル王者として、DDTに凱旋したKONOSUKE TAKESHITAが善戦健闘した飯野雄貴から圧巻の勝利を挙げた。

　TAKESHITAはかつてしのぎを削った秋山準と異色のタッグを組み、オールアウト時代にともに戦った飯野、納谷幸男と対戦した。

　序盤、飯野がショルダータックル合戦でTAKESHITAに打ち勝つも、TAKESHITAは強烈無比なエルボー弾で飯野を吹っ飛ばした。TAKESHITAと秋山は好連係も披露。秋山と納谷はバチバチにやり合う。TAKESHITAに飯野がチョップ、納谷がエルボーを交互に繰り出すもTAKESHITAは仁王立ち。

　TAKESHITAが納谷、飯野をエルボーでぶっ倒す。TAKESHITAと飯野がラリアット相打ちから、飯野がバックフリップ。飯野の3度目バーニング・エルボーがようやくヒットするもカウントは2。TAKESHITAが飯野にワガママ、納谷がTAKESHITAにチョークスラム、秋山が納谷にエクスプロイダーも、納谷はニーリフトで返し、リング上はTAKESHITAと飯野の2人に。TAKESHITAが飯野にブルーサンダー、雪崩式ブレーンバスター、ダイビング・セントーンと猛攻も、飯野がスピア連発で反撃。しかし3発目のスピアをキャッチされると、TAKESHITAがレイジングファイヤーでトドメを刺した。

　TAKESHITAは「明日勝てば、東京ドーム2連戦。そんなの関係ねぇだろ。DDTのでけぇ奴らも、なんとか自分の名を残そうと必死にやってんだ。納谷、飯野、毎試合、今日のこの気持ち忘れんな。でけぇ奴は小さい奴の100倍練習しろ。100倍努力しろ。弱点になるのも、武器になるのもおまえら次第」とゲキを飛ばした。さらに、かつてのライバルでノアへのレギュラー参戦が決まった遠藤哲哉に対し、「人生かけて勝負するらしいな。俺も人生をかけて、人生を変えた一人だ。オメェのここからの這い上がり、楽しみにしてるよ」とTAKESHITA流のエールを送った。

　飯野は「昔のオールアウトで見たときの竹下幸之介ではなく、世界のKONOSUKE TAKESHITAだった。世界でデカい奴とやってもまれて、人は強くなる。今日はそう感じた。俺も前回、石井智宏とやって強くなったと思ったけど、AEWのトップ戦線でやってるTAKESHITAは前とは全く違った。デカい奴とやるのは素晴らしいよ。もっと鍛え直してやるよ。もっともっとバーニングしてやる！」と絶叫。納谷は「悔しいよ。今年は俺の年にするって誓ったんだよ。こんなんじゃ終わらないぞ。飯野、（4月の）DDT米国大会でTAKESHITAにやり返しに行くぞ！」と話した。

【大会名】新春☆ドラマチックパレード2025～答え合わせは一年後～
【日時】2025年1月3日(金)
【会場】東京・後楽園ホール

▼オープニングマッチ　お年玉争奪6人タッグマッチ　30分一本勝負
○To-y＆彰人＆高尾蒼馬　vs　大鷲透＆スーパー・ササダンゴ・マシン＆松永智充●
6分45秒　片エビ固め
※コジマインパクト

▼第二試合　30分一本勝負
佐々木大輔＆MJポー＆デムース＆○イルシオン　vs　夢虹＆須見和馬＆佐藤大地＆石田有輝●
9分21秒　片エビ固め
※スワントーンボム

▼第三試合　BZWタッグ選手権試合　60分一本勝負
＜王者組＞MAO＆○ヨシヒコ　vs　平田一喜●＆アントーニオ本多＜挑戦者組＞
11分54秒　凱旋門固め
※第6代王者組が初防衛に成功。

▼第四試合　スペシャル6人タッグマッチ　30分一本勝負
○クリス・ブルックス＆高梨将弘＆佐藤光留　vs　青木真也＆上野勇希＆中村圭吾●
13分39秒　オクトパスストレッチ

▼第五試合　スペシャルシングルマッチ　30分一本勝負
○遠藤哲哉　vs　高鹿佑也●
13分50秒　片エビ固め
※エクスプロイダー

▼セミファイナル　スペシャルタッグマッチ　30分一本勝負
○KONOSUKE TAKESHITA＆秋山準　vs　飯野雄貴●＆納谷幸男
18分46秒　体固め
※レイジングファイヤー

▼メインイベント　KO-D無差別級王座次期挑戦者決定4WAYマッチ　30分一本勝負
男色ディーノ　vs　○石川修司　vs　HARASHIMA　vs　KANON●
13分20秒　体固め
※スプラッシュマウンテン

〈写真提供：DDTプロレス〉