【アイスリボン】『RIBBONMANIA2024』真白優希が神姫楽ミサを下し初防衛に成功!試合後、勝愛実が挑戦表明「今のお前に絶対的な強さがあるとは思えない」
アイスリボンは12月31日、後楽園ホールにて「RIBBONMANIA2024」を開催し、701人の観衆が2024年最後の大会を見届けた。メインイベントではICE×∞選手権試合が行われ、王者・真白優希が同期の神姫楽ミサを相手に防衛戦を戦い抜いた。試合は18分36秒、真白が変形フィッシャーマンズスープレックス・ホールドで神姫楽を仕留め、初防衛に成功した。
アイスリボン後楽園ホール大会「RIBBONMANIA2024」
日時:2024年12月31日(火)10時45分開場/11時30分開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:701人
アイスリボン2024年最後の一戦は真白vs神姫楽の同期ICE×∞戦。試合前、この一戦のプレゼンターであるプロレスファンのためのSNS『STOMPING』から両選手に激励賞が贈られ、試合開始のゴング。ゴングと同時に両者がコーナーを飛び出し、リング中央で激しいエルボーの打ち合いを展開。神姫楽がコーナーに詰めてエルボー連打。さらにタックルで真白を吹っ飛ばす。真白がソバット、低空ドロップキックでカバーもカウント2。
真白が目突きを狙うが、これをキャッチした神姫楽がその指を真白の口の中へ。悶絶する真白に神姫楽がエルボーもかわした真白が膝カックンから低空ドロップキックでカバーもカウント2。真白がコーナーに詰めての踏みつけ、ロープを掴んでのフットスタンプ。中央に戻してチンロック、コーナーに振っての串刺しドロップキック。神姫楽がカウンターのタックルからタックル3連発。さらに猪ムーブからの正面ドロップキック、串刺しスピアーでカバーもカウント2。
神姫楽が逆エビ固め。ロープに逃れた真白が神姫楽の飛び込みをかわして飛び込みドロップキックでカバーもカウント2。エルボーの打ち合いから神姫楽が膝蹴りで真白を倒してミサロック、キャメルクラッチ、逆片エビ固めからリバースのミサロック、エルボードロップ、セントーンでカバーもカウント2。神姫楽がコーナーに上がる。真白が追いつくも、もつれて場外。真白がエプロンからプランチャ。さらに客席に神姫楽を叩きつけ、エルボー、場外ドロップキック。
リングに戻して真白が顔面蹴り連打。神姫楽がブレーンバスター2連発も真白が下からの三角絞め。真白が一本背負いからカバーもカウント2。神姫楽がカウンターのタックル2連発でカバーもカウント2。神姫楽がミサトンクラブ。ロープに逃れた真白に神姫楽がはれときどきミサでカバーもカウント2。神姫楽がはれときどきミサも真白がかわしてドロップキック。一本背負いでカバーもカウント2。真白がバックドロップ。神姫楽がミサボム。
両者ダウン。エルボー打ち合いからロープに飛んだ神姫楽に真白が膝狙いのドロップキック。真白がビーナスクラッチもカウント2。真白がソバットからキャプチュードもカウント2。真白が変形フィッシャーマンズスープレックスでホールドし神姫楽からカウント3を奪った。
▼メインイベント(第8試合)
ICE×∞選手権試合 30分1本勝負
[王者]○真白優希(18分36秒 変形フィッシャーマンスープレックス・ホールド)神姫楽ミサ×[挑戦者]
※第39代王者初防衛に成功
〈試合後のリング上〉
真白「年末最後の後楽園ホール大会で勝ったぞーっ!ミサ!同期で後楽園のメイン、一緒に戦えて、私はとっても誇りに思いました。ありがとう、今日、戦ってくれて!」
※真白が握手の手を伸ばし、これに神姫楽が応え、2人で握手を交わす。
真白「私が勝ったということで最後を締めたいと思いまーす!」
※「待て!待て!待て!」といいながら勝がリングイン。真白と向かい合う。
勝「勝手に締めようとしてんじゃねえよ。私は今日、お前に言いたいことがあるんだよ。アイスリボン前シングルチャンピオンのYuuRIにしっかり3カウント取って勝ってきた。てことはアイスリボンの中で、そのベルトに一番近い女は誰だ?」
真白「私だよ。」
勝「私だろ、勝愛実だよ!勝ったやつが強くて、チャンピオンが絶対で、でも今のお前に絶対的な強さがあるとは思えない。本当は今すぐにでも、そのベルト懸けてシングルやれっていいたいとこだけど、1月13日、アイスリボン蒲田。お前、そのベルト懸けて私と戦え。ノーとは言わせない。」
真白「ふざけんなよ!私が弱い?このベルト持って、強さと覚悟と成長を手に入れているんだよ!お前に強くないって言われる筋合いないんだよ!やってやるよ、1月13日蒲田で、このベルト懸けて、どっちが強いか証明してやるよ!」
※真白と勝が乱闘。セコンドが入り止める。握手回りのあと、真白がマイクを持ち「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で2024年のアイスリボンを締めた。
〈試合後の真白優希〉
「ベルト獲って初の防衛、見事、防衛いたしました。同期のミサちゃんと後楽園ホール大会でメインを張れて、すごくよかったなと思っております。次、1月13日蒲田で勝愛実が挑戦してきましたけど、私のことを強くないといいましたが、私はこのベルトを持って強さと成長と、そして覚悟を持っているので、強くないわけないと思います。それが1月13日で証明されると思います。(勝の印象は)勝さんが復帰されて1か月後に私はフリーになったので、あまり接点はないんですけど、けっこう強い方というか、ザ・女子プロレスの印象がありますね。(リングで試合は)1回だけ道場マッチであるんですけど、シングルはないです。(タイトル戦まであまり日にちもないが)4日が前哨戦かなとは思っています。(来年はペースどのくらいのでアイスに上がる予定ですか?)それはまだ決まってなくて、ベルトをまた防衛していかないとっていう気持ちなので、これからもどんどん、このベルトを懸けて、次は1月13日なので、それに向けて頑張っていく感じです。(アイス以外の団体にも上がっていく?)いろんな団体に上がっていきたいし、フリーなのでいろんな幅はいけると思うので、自分をアピールしていきたいなと思っています。(改めて2024年を振り返って)いろいろありすぎて…自分にとっては成長できた1年かなとは思っています。復帰して10か月でベルトを獲り、なかなかできない経験をして、その部分でも成長したなって思ったりしたので、私にとっては無駄ではない1年だと思っています。」
<写真提供:アイスリボン>