【ノア】遠藤哲哉が征矢学から王座奪取!TEAM2000X加入し復讐劇を開始「人生かけてノアを潰します」
プロレスリング・ノアは1月11日、東京・後楽園ホールにて『STAR NAVIGATION PREMIUM 2025』を開催し、メインイベントではGHCナショナル選手権試合が行われた。挑戦者の遠藤哲哉が王者の征矢学を破り、第14代王者となった試合は、リング上だけでなく、その後の展開でも衝撃的な展開を迎えた。
『STAR NAVIGATION PREMIUM 2025』
日程:2025年01月11日(土)開始18:30 開場17:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,535人(札止め)
試合は、征矢の持ち味である力強い攻撃と遠藤の巧みな試合運びが交錯する接戦であった。終盤、遠藤がフィニッシュを狙った際、会場に極悪軍団「TEAM2000X」が突如登場。
ヨシ・タツがレフェリーのカウントを妨害し、混乱が広がった。その後、遠藤がヨシ・タツから奪ったトンファーで征矢を攻撃し、最後はバーニングスタープレスで勝利を収めた。
試合後のリング上で、遠藤は「俺がTEAM2000Xの遠藤哲哉だ!」と高らかに宣言。さらに、「俺はこのノアのプロレスに人生めちゃめちゃにされたんだよ。2025年、遠藤哲哉は人生を賭けてプロレスリング・ノアを潰します」と続け、場内は大ブーイングに包まれた。
/
🎤遠藤哲哉がTEAM 2000X入り‼遠藤は、NOAHが大っ嫌い‼‼
\遠藤「TEAM 2000Xの遠藤哲哉だ。俺はプロレスリング・ノアに人生めちゃくちゃにされたんだ。NOAHの源流なんて興味ねぇんだよ。俺のプロレス人生をかけてプロレスリング・ノアを潰します」
見逃し⇒https://t.co/MPbDnLpJa0#noah_ghc pic.twitter.com/2FQlsiJcBt
— プロレスリング・ノア |PRO WRESTLING NOAH (@noah_ghc) January 11, 2025
この発言には、当時DDTのシングル王者であった遠藤が2022年の「サイバーファイトフェスティバル」で中嶋勝彦の張り手により失神KOされた過去の因縁が影響していると見られる。
遠藤はもともと、DDT時代からノアの「バーニング」の源流に憧れを抱き、ノア参戦を志したと語っていた。しかし、今回の発言はその思いが偽りであったことを明らかにし、ノアを破壊するという明確な目的のためにTEAM2000X入りしたことを示唆している。
この試合の結果、TEAM2000Xはヘビー級の主要タイトルを3つ手中に収めた。遠藤が新たに獲得したGHCナショナル王座に加え、GHCヘビー級を保持するOZAWA、GHCタッグ王座を保持するジャック・モリス&オモスの存在により、同軍団の勢力はさらに拡大している。
遠藤がタイトルを奪取した事実、そしてTEAM2000Xという強大な後ろ盾を得たことで、今後の勢力図に多大な影響を及ぼすことは確実だ。遠藤の復讐の物語がどのように進展するのか、そしてノアのリングがどのように応戦するのか、その行方に注目が集まる。
<試合結果>
▼メインイベント(第8試合)
GHCナショナル選手権試合
<王者>征矢学 ×
vs
<挑戦者>遠藤哲哉 〇
19分30秒 バーニングスタープレス → エビ固め
※第13代王者が6度目の防衛に失敗。遠藤哲哉が第14代王者となる。
【試合後の遠藤、OZAWA、ヨシ・タツ】
※TEAM2000 Xのメンバーが並び立つと
遠藤「端からこれが目的だったんだよ。俺はな、ここのプロレスに人生メチャクチャにされたんだ。俺は2025年、遠藤哲哉の人生を懸けて、このNOAHのリングをぶっ潰しにきた。まずはGHCナショナルベルトだ。イージーだったな。(モリスと握手を交わして自己紹介すると、OZAWAの持つGHCヘビー級のベルトも指差す)」
ヨシ・タツ「おい、見てみろ。TEAM2000 X、ベルト独占だよ」
遠藤「あと、ないのはなんだ?」
ヨシ・タツ「ジュニアのタイトルだけだ。ヘビーのベルト全部独占だよ。わかったか?」
遠藤「このプロレス界、面白くするのは誰だ? そう、俺たちTEAM2000 Xだ。お前ら、覚えとけ」
※一旦下がって行くもOZAWAが戻ってきて
OZAWA「ああ、思い出した! 違う違う、帰るところだった。危ねえ! なんか襲ってきたヤツいたぞ! 誰だ? あいつ。ふざけんな、卑怯者が! お前、後ろから殴ったりしたらダメだろうが! 許せない。許せない。いいよ、お前がそんなにこのGHCヘビー級のベルトを懸けて勝負したいなら、ガレノ! やってやるよ。勝ってお前を兄貴と一緒にメキシコに強制帰国させてやる。覚えておけよ。The Real Rebel」
【征矢】「遠藤、最初からつながってたのか? 汚えだろ。あんなやり方で勝ってうれしいのか? ふざけんなよ。1対1だよ。正々堂々と1対1、もう一度やらせろよ! ふざけんなよ。あんな勝ち方で満足か? もう一度だ。認めねえぞ。ふざけんな。クソ。もう一度やらせろ! それだけだ。満足できねえから」
<写真提供:プロレスリング・ノア>
Pages 1 2