【マリーゴールド】桜井麻衣、野崎渚を下しUN王座初防衛も1000万円を奪われ怒り爆発「ふざけんな!」


©マリーゴールド

女子プロレス団体「マリーゴールド」が後楽園ホールで開催した大会で、ユナイテッド・ナショナル(UN)王座を巡る一戦が熱戦を繰り広げた。

王者・桜井麻衣が挑戦者の野崎渚を下し初防衛を果たしたが、その後の事件がリングを騒然とさせた。

桜井は3日の大田区大会で青野未来を下して新王者となった。防衛戦の相手に選んだのは因縁浅からぬ野崎だったが、野崎からの挑発に応じて1,000万円を懸けた特別マッチが実現。

この大金が試合以上に波乱を呼ぶ展開となった。


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リング上ではまず野崎が用意した「1000万円」が注目を集めた。

桜井が持参した本物の札束入りアタッシュケースに対し、野崎が見せたのは「1000万」と手書きされた紙切れだった。

これに観客の失笑が漏れる中、桜井は「まあいいよ。私は本物を持ってきたから、やってやる」と堂々と受けて立った。


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試合開始直後、桜井は奇襲を仕掛けた野崎に翻弄され、さらに野崎のセコンドを務めるCHIAKIによる妨害にも苦しめられた。

場外乱闘ではイス攻撃や乱入が相次ぎ、桜井は一時窮地に追い込まれた。

それでも雪崩式ブレーンバスターをきっかけに形勢を逆転すると、大技を繰り出しながら主導権を握り、最後はグロリアスドライバーで3カウントを奪った。


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桜井の勝利に会場は大きな歓声に包まれたが、直後に異変が起きた。桜井が本部席に預けていた1000万円入りのアタッシュケースが、CHIAKIによって強奪されたのだ。

CHIAKIはケースを抱え、桜井の追撃をかわしながら会場を脱出。「これは俺のものだ! 返してほしければそのベルトを渡せ」と挑発した。


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これに桜井は激怒。「ふざけんな! これがダークウルフ軍のやり方か!」と声を荒らげ、怒りのままCHIAKIを探し回った。

バックステージでは、CHIAKIが札束を数えながら「これでラスベガス行きますか」と上機嫌。

野崎も「負けたけど、この1000万があれば上機嫌だ」と満足げな様子を見せた。

桜井の怒りに対して2人は「力づくで奪っただけ」と悪びれる様子はなく、ダークウルフ軍の結束を誇示した。

野崎「まさか1000万持ってくるなんて、あいつバカなんじゃねえの?あとちょっと、あとちょっとだったのに!」

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