【新日本】棚橋弘至が第1試合に出場し、ヤングライオン嘉藤匠馬に貫禄の勝利「新日本プロレス、盛り上げていこうぜ」
新日本プロレスは1月22日、東京・後楽園ホールで『Road to THE NEW BEGINNING』開幕戦を開催した。
『Road to THE NEW BEGINNING』
日時:2025年1月22日 (水) 17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,019人
この日の第1試合は「棚橋弘至ファイナルロード〜継」と題され、来年1月に引退を控える棚橋弘至がヤングライオンの嘉藤匠馬と一騎打ちを行った。
棚橋にとってこのファイナルロード〜継は、現役最後の1年を通じて新日本プロレスの次世代へ想いを託す場として位置づけられている。
試合開始のゴングが鳴ると、嘉藤は闘志をむき出しにして棚橋に挑みかかった。
序盤から棚橋に真っ向勝負を挑む嘉藤は、積極的なチョップや力強いドロップキックで場内の注目を集めた。
棚橋もこれを受けて、関節技やドラゴンスクリューで着実に嘉藤の動きを封じ込めにかかる。
若手らしい勢いと、ベテランの経験と技術が交錯する中で試合は進行した。
終盤、嘉藤は逆エビ固めやジャーマンスープレックスといった一撃必殺を狙い続けたが、棚橋はテキサスクローバーホールドで反撃。
嘉藤がロープを掴もうともがく中、棚橋が腰を落として圧をかけると、無念のギブアップ。棚橋が貫禄の勝利を収めた。
試合後、棚橋は嘉藤を優しく起こし、何か言葉をかけてからリングを後にした。
<試合結果>
▼第1試合 20分1本勝負
棚橋弘至ファイナルロード〜継(つなぐ)
棚橋 弘至 〇
vs
嘉藤 匠馬 ×
8分31秒 テキサスクローバーホールド
■試合後バックステージコメント
棚橋「(嘉藤は)やっぱりしっかりスタミナがあるね。そして、根性もあるよ。最後、試合終わってさあ、『新日本プロレス、盛り上げていこうぜ』って言ったらさ、何て言ったと思う? 『言われなくてもやってやるよ!』って。ハハハ! 楽しいな!それでこそ、新日本のヤングライオン。それでこそ、俺が所属選手と戦う意味があるってことだよ。よし、カウントダウン、やっていきましょうか!」
嘉藤「クソッ! 試合を組んでもらって思い出作り、そんなんじゃねぇんだよ。俺は勝ちたかったんだよ。棚橋、テメーがあと1年で引退して、『さぁ次、新日本プロレス、俺いなくて大丈夫かな?』とか思ってるかもしんねぇけどよ、そんなの心配すんな。俺が必ずトップに立って、新日本をもっと上に必ず導いてやる」
<写真提供:新日本プロレス>
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