【大日本】関本大介とジェフ・コブが聖地を揺るがす超肉弾戦を展開!惜敗した関本が決意新た「50歳までにもっと強くなる」

大日本プロレスは1月24日、東京・後楽園ホールでの大会を開催し、メインイベントでは関本大介とジェフ・コブ(新日本プロレス/UNITED EMPIRE)が一騎打ちを繰り広げた。

【大会名】後楽園ホール大会
【日時】2025年1月24日(金)18:30 開始
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】550人

この一戦を楽しみに詰めかけた会場では、両者の肉体と意地が激しくぶつかり合い、熱戦に観客が沸き立った。

試合序盤から両者は互いの力を確かめ合うかのようにショルダータックルで激突し、場内を緊張感で包み込んだ。

場外戦でも互いに攻防を繰り広げる中、関本は「セキモト」コールに応えるように奮闘し、強烈な逆水平チョップやラリアットで反撃を仕掛けた。

一方で、コブもその力強さと巧みな技術を遺憾なく発揮。試合中盤には、巧みに関本を捉え、パワーボムやその場跳びムーンサルト・プレスで関本を追い詰めた。

場内は熱気に包まれ、観客の声援がさらに高まる中、関本も怒涛の反撃を繰り出しフロッグスプラッシュで見せ場を作り、最後まで勝機を探った。

しかし、試合終盤に訪れた勝負どころで、コブが「ツアー・オブ・ジ・アイランド」を炸裂させると、これが決定打となり16分19秒で関本を下した。

▼メインイベント スペシャルシングルマッチ
30分1本勝負
関本大介 ×
vs
ジェフ・コブ 〇
16分19秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め

勝利を手にしたコブは試合後、リング上で感謝の意を述べ、「大日本プロレス、関本さん、どうもありがとうございました。またどこかで闘おう」と語り、ファンからの拍手を浴びた。

敗れた関本は、マットを叩き悔しさを露わにしながらも、コブと握手を交わし、次への決意を語った。「もっともっと鍛えて、ジェフ・コブを超えられるようになります」と宣言し、観客に感謝を伝えた。

■試合後バックステージコメント

試合後のバックステージでは、コブが「関本さんは素晴らしいレスラーで、大日本プロレスへのリスペクトを深めた」と述べた。

関本も悔しさを滲ませながらも、次への決意を語った。「ありがとうございました。いまは正直あしたのジョー状態です。コメントもまともにできないほど悔しいです。でも、ジェフ・コブは本当にすごい。自分の力のなさを痛感しました」と振り返りつつ、「まだ43歳ですから、50歳までにはもっと強くなります。昔、織田信長が人生50年と言ったように、自分も50歳を目指して力をつけます。そして、いつかきっとジェフ・コブを超えたい」と誓った。
さらに関本は、ジェフ・コブについて「彼は外国人ですが、瞳の奥に日本人の魂を感じました。燃える闘志というか、ただの力強さではなく、人間を相手にする力がとてつもない」と評価。試合中に感じた圧倒的な差を語りながらも、「筋トレを積んで、いつかコブの力に勝ちたい」と前を向いた。

コブの怪物的なパワーとテクニック、そして関本の奮闘が交差したこの一戦は、大日本プロレスの歴史に刻まれる熱戦としてファンの記憶に残るものとなった。

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