【全日本】斉藤ジュンが安齊勇馬を下し三冠初防衛!手土産持参の青柳優馬が挑戦表明、王者は「必ずDOOMする」

全日本プロレスの三冠ヘビー級王者・斉藤ジュンが、1月26日に行われた幕張大会で安齊勇馬との初防衛戦に挑み、豪快な勝利を収めた。この勝利により王座防衛を果たしたジュンは、試合後に青柳優馬からの挑戦表明を受け入れ、次戦での激突が決定的となった。今後の防衛ロードの行方に注目が集まる。

「ニューイヤーウォーズ2025」千葉・幕張メッセ 国際展示場 ホール4~㈱Turks presents~
開催日:2025年1月26日(日)開場時間16:00開始時間17:00
会場:幕張メッセ 国際展示場 ホール4
観衆:1,012人

試合開始直後から安齊は、その若さと身体能力を武器に、鋭い攻撃を繰り出した。ジュンは一時劣勢に立たされるも、持ち前の圧倒的なパワーで形勢を逆転。特に中盤、コーナートップに立った安齊を捉え、雪崩式チョークスラムを炸裂させた場面は、この試合のハイライトであった。

最後はショートレンジラリアートで追い込み、フィニッシャーのサイコブレイクで仕留めて3カウントを奪った。

<試合結果>
▼第7試合 メインイベント 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第75代王者】斉藤ジュン 〇
vs
【挑戦者】安齊勇馬 ×
28分13秒 サイコブレイク→片エビ固め
※第75代王者・斉藤ジュンが初防衛に成功

試合終了後、リング上で恒例の「モグモグタイム」を披露。大福をほおばる姿に観客の笑いが起きる中、突如として青柳優馬がどら焼き手土産リングに現れ、次なる挑戦を表明。ジュンは一言、「DOOM!」と快諾した。

試合後、バックステージでは安齊勇馬が悔しさを滲ませながらも前を向いた。
「久しぶりの三冠戦、やっぱりめちゃくちゃ刺激的で超楽しい。ただ、勝てないと意味がねえよ。俺は今年も一切止まらず全力で突っ走ってくぞ。今日の負けなんか1ミリも引きずらねえ」と力強く語り、再び三冠戦線に戻る決意を見せた。

一方、斉藤ジュンは防衛戦を振り返り、「これでいいチャンピオンロードが、始めることができたんじゃないか」と自信を見せた。さらに次の挑戦者となる青柳について、「世界中探しても青柳優馬ほどポテンシャルのあるプロレスラーはなかなかいない」と高く評価。その上で、「戦って勝つことで得るものが大きいはずだ。だから必ずDOOMする」と力強く語った。

新王者として初めての防衛に成功し、存在感を見せつけた斉藤ジュン。次なる挑戦者となる青柳優馬との戦いは、ジュンにとって大きな試練となるだろう。しかし、それを乗り越えることで、さらなる成長と三冠王者としての威厳を示すことができるはずだ。新たな王者の挑戦が、全日本プロレスの未来にどのような影響を与えるのか、その行方に注目が集まる。

<写真提供:全日本プロレス>

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