【DDT】引退控えた里村明衣子、シン・広田さくらとの元GAEA同門対決が実現!?「DDTに参戦させてもらった感謝を込めて出させてもらいました」
DDTプロレスが2月3日、東京・新宿FACEで髙木三四郎デビュー30周年記念大会「NEVER SAY NEVER」を開催した。4月に引退を控えた“女子プロ界の横綱”里村明衣子とシン・広田さくらの元GAEA JAPANの同門対決が形を変えて実現した。
セミファイナルで発表されていた対戦カードは、里村vsシン・髙木三四郎 with 髙木三四郎。シン・髙木の正体が誰なのか注目を集めていたが、どうやら髙木に扮した広田のもよう。
元同門の登場にも泰然自若の里村はローキック連打。シン・髙木はカンチョー、テキサス・クローズラインも効かず。セコンドの髙木が里村の足を引っ張り、シン・髙木がカンチョー。場外戦となり、ステージ席に移ると、髙木が戦闘用チャリンコのドラマティック・ドリーム号を持ち出すも、里村が反撃し、2人をチャリンコでひく。
リングに戻ると、シン・髙木がドロップキック、カンチョー。髙木が乱入し、里村に雪崩式ブレーンバスター。里村はサトムラ・スペシャル(側転式ニードロップ)で髙木を排除。シン・髙木が里村を捕獲し、髙木がストーンコールド・スタナーを狙うも誤爆。里村は髙木をスコーピオライジングでKOすると、シン・髙木にオーバーヘッドキック一閃。里村は2人まとめてカバーして、3カウントを奪った。
バックステージで里村は「髙木さんが同期として、30周年で呼んでくださって。今までDDTに参戦させていただいた感謝を込めて出させていただきました。髙木さんとはもうリング上で関わることはないと思ってたんでうれしかったです」と感無量の様子。コメントブースに現れた髙木は「里村さんにはお世話になったんですよ。女性初のKO-D無差別級王者ですよ。DDTの歴史で欠かせない人なんで。東京ドームの路上プロレス、都電プロレスにも出てもらえたし、竹下幸之介(KONOSUKE TAKESHITA)とも試合してもらって、ありがとうございました」と感謝の弁。シン・髙木は「もっと私に感謝しろよ。私がコスプレを命としてなけりゃ、このカードがあり得なかった。今日ほどシンでよかったと思ったことはない」と話した。
【大会名】髙木三四郎デビュー30周年記念大会「NEVER SAY NEVER」
【日時】2025年2月3日(月)
【会場】東京・新宿FACE
▼オープニングマッチ スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○木原文人 vs 翔太●
8分2秒 ヨーロピアンクラッチ
▼第二試合 スペシャルシングルマッチ~私小説プロレスルール 30分一本勝負
○ハイパーミサヲ vs マッスル坂井●
14分40秒 体固め
※アイアムアヒーロー
▼第三試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
●堀田祐美子&青木真也 vs 阿部史典&一般人・澤宗紀○
9分24秒 反則勝ち
※堀田の暴走
▼第四試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
●バラモンシュウ&バラモンケイ vs ダンプ松本○&大鷲透
0分44秒 反則勝ち
※レフェリーへのパウダー攻撃
▼再試合 完全決着ノーDQトルネードマッチ 30分一本勝負
バラモンシュウ&●バラモンケイ vs ダンプ松本○&大鷲透
8分3秒 体固め
※ボディプレス
▼セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○里村明衣子 vs シン・髙木三四郎● with 髙木三四郎
11分4秒 体固め
※オーバーヘッドキック
▼メインイベント スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○永田裕志 vs 黒潮TOKYOジャパン●
1分33秒 体固め
※エクスプロイダー
▼再試合 30分一本勝負
○永田裕志 vs 黒潮TOKYOジャパン●
0分30秒 体固め
※エクスプロイダー
▼再々試合 30分一本勝負
○永田裕志 vs 黒潮TOKYOジャパン●
6分11秒 バックドロップ・ホールド
<写真提供:DDTプロレス>
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