【新日本】棚橋弘至が真壁刀義との最終章へ!デビューから25年の歴史が交錯する前哨戦「しっかり終えてみせますよ」
新日本プロレスは2月4日、東京・後楽園ホールで『Road to THE NEW BEGINNING』第7戦を開催した。
『Road to THE NEW BEGINNING』
日時:2025年2月4日 (火) 17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,287人
オープニングマッチでは、2.11大阪大会での「棚橋弘至ファイナルロード〜縁(えにし)」に向けた前哨戦が組まれ、棚橋弘至&村島克哉組と真壁刀義&永井嘉藤組がタッグで対戦した。
試合開始早々、棚橋と真壁がロックアップ。長年のライバルとしてしのぎを削ってきた両者の対峙に、会場は期待に満ちた空気に包まれた。互いの腕を取り合う攻防が続き、一進一退の攻防を繰り広げる。そこに村島が加わり、真壁に果敢に挑むが、真壁はベテランの貫禄を見せ、コーナーへ叩きつける。続く永井が村島を捕らえ、果敢に攻め立てるも、棚橋と村島が連携し形勢を立て直した。
試合中盤、真壁と棚橋の再激突。エルボーを打ち合い、真壁がラリアットで先手を取る。棚橋も粘り強く応戦し、ドラゴンスクリューで流れを引き寄せる。村島が真壁に連続攻撃を仕掛け、試合のペースを握るかに見えたが、真壁は冷静に対応。村島の攻撃を耐え抜き、逆転のラリアットで試合を決定づけた。
最後は真壁が村島にキングコングニードロップを決めて3カウント。試合後、真壁は棚橋に握手を求め、棚橋も力強くその手を握り返した。長年の因縁と友情が交錯する瞬間であった。
バックステージでは、棚橋が自身のデビュー戦を振り返り、25年の歳月を噛み締めながら「デビュー戦から続いた棚橋vs真壁をしっかり終えてみせますよ」と語った。一方の真壁は「ケンカファイトを見せてやる。大阪でアイツのカタをつける」と、決戦への強い覚悟を口にした。
また、試合を終えた永井は「棚橋社長!引退までにもう一度シングルで闘ってくれ」と直訴。次世代の闘志がぶつかる展開にも注目が集まる。
2.11大阪大会に向け、棚橋と真壁の一騎打ちはさらに熱を帯びることとなる。新日本プロレスを支え続けた両雄の戦いが、どのような結末を迎えるのか。その行方にファンの期待が高まっている。
<写真提供:新日本プロレス>
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